2024-03

8級への技法

初手4八銀

私は対抗型が苦手のようです。居飛車を持ちますが、まったく勝てません。それどころかつい最近、対振り飛車だけでなく、対居飛車でも勝てなくなってきました。きっかけは、相手の横歩取りや筋違い角です。序盤早々から一歩損してペースを乱される。あれこれ悩...
13級への技法

玉の小鬢を開けない

最近の対局で、相手の角の打ち込みによる、王手飛車を4回に1回ほどくらっていることが判明しました。本格的な戦いが始まると、角交換を行ったり、角を切って相手陣に切り込むことがあります。攻めることばかりを考えていたため、渡した角で王手飛車がかかる...
1級への技法

詰将棋と解答時間

詰将棋の本では、問題の難しさによって「1分で解けたら初段」といった風に設定されていることがあります。そのような指標はなにか役に立つのかな、単に棋力を測定するだけかなと、私は最初、思っていました。最近になって、ようやく私にもその意味が分かって...
5級への技法

攻め急がない

町道場の駒落ち対局で、基本的には勝てるのだから、そんなに攻め急がなくてよいよ、と指摘されました。すぐに勝ってやろうとか、一撃当ててやろうとか、大技を決めようとか、そういう気持ちは無いのですが、確かに、先に攻めなければ負けてしまうという恐れや...
3級への技法

藤森哲也『将棋放浪記から学ぶ 最速! 最短! わかりやすい将棋の勝ち方』

2024年3月に読んだ本は、藤森哲也『将棋放浪記から学ぶ 最速! 最短! わかりやすい将棋の勝ち方』(マイナビ出版、2021年)です。人気YouTubeチャンネル『将棋放浪記』から選び出された次の一手本です。『将棋放浪記』は、藤森先生が将棋...
8級への技法

飛車を振ってみた

私は基本、居飛車で戦います。最近、振り飛車に対して私はめっぽう弱いという傾向が分かったので、振り飛車から見ると、どんな風に見えるのだろうかと、試しに飛車を振って棋譜並べをしてみました。その最初の感想は、なんか窮屈だ、です。振り飛車は、最序盤...
3級への技法

中央の歩を突き捨てておく

相手にとって厳しい攻めは、こちらの歩またはと金で相手駒を奪うことです。こちらの歩がそんな状況になるためには、あらかじめ歩を突き捨てておき、垂れ歩をするのが常套手段です。本格的な戦いが始まってしまうと、こちらの歩の突きは、相手に無視されてしま...
13級への技法

相手の飛車先は歩でしっかり守る

相手の飛車先は歩でしっかり守る。その基本中の基本で、2つの対局の勝敗が分かれました。一局は、こちらの金の前に歩を打ってしっかり防御。金をタダ取りされるのを防ぎ、何より相手の飛車が龍に成ってこちらの陣地で暴れまわるのを数手先延ばしにできました...
5級への技法

千日手も辞さない

最近の対局で、堅固な囲いを維持したまま、まったく攻めてこうようとせず、飛車の行って戻ってを何回も繰り返す相手と戦いました。あまり良い筋の攻めが見つからず、致し方なく、こちらの複数の歩を伸ばしていって、圧迫する作戦に出ました。複数の歩が伸びき...
2級への技法

苦手の戦型を知る

最近すこしスランプ気味で、ぜんぜん勝てなくなりました。そこで対戦相手の傾向を調べてみたところ、その結果に愕然としました。私は居飛車なのですが、対居飛車:4勝4敗対振り飛車:12敗となっていました。自分でも、振り飛車に対してなんとなく戦いにく...