2級への技法 桂馬2枚より囲いの銀1枚 終盤戦では、玉周りの金銀が何枚残っているかで勝敗が分かれることがあります。そのためには、桂馬2枚を使って、銀1枚をはがせればいい。最近はそういう風に考えることが私の中で増えてきました。二枚換えですから、ぜいたくな使い方と言えますが、桂馬が2... 2025.04.30 終盤2級への技法
2級への技法 角で王手をかける意味 ある対局の棋譜解析をしている時、AIが、角で相手玉に王手をかけろ、と示します。その時、私は別の手を指したのですが、次の手の時にも再び、角で王手をかけろ、とAIは示します。その次の手番でも同様でした。角で王手をかけろ。私は、王手をかけたところ... 2025.04.28 中盤2級への技法
2級への技法 香車は自分から走るな 私自身が端攻めが苦手だというのもありますが、香車は対局の最後までずっと初期位置にいてくれた方がよいな、と最近思います。プロ同士の対局を見ても、香車4枚がまったく動いていない、取られてもいない、ということは、ままあるように見受けられます。香車... 2025.04.18 中盤2級への技法
2級への技法 歩と金銀をずらしておけ 竜や馬を作れて、さあこれから終盤戦になるという時、まだまだ決着まで時間がかかりそうだという場合と、このまま押し込んでゆけば勝てそうだという場合の2つに分かれます。相手の美濃囲いがしっかり残っていたり、穴熊に籠られていたりすれば、相当な手数と... 2025.04.07 中盤2級への技法
2級への技法 一路の遠さ 最近、互いに攻め合いながらの終盤戦が増えてきました。従来は中盤までに大きく崩れてしまう将棋が多かったのですが、中盤まで大きく引き離されず、終盤まで来れる対局が増えてきたのはうれしいことです。ただ、終盤の戦いにおいて、どうしても競り負けてしま... 2025.03.19 終盤2級への技法
2級への技法 堅さとバランスと戦いの類型 私は居飛車で戦いますが、振り飛車戦で、先に竜を作っても、あまり勝てた記憶がありません。また、相居飛車戦を含めて、お互いに競り合って、一手勝ちを収めたという対局がほとんど無い感覚です。自陣にまったく危なげなく勝つか、あるいは、一方的に攻めつぶ... 2025.03.08 おすすめ記事中盤2級への技法
2級への技法 4五桂が急所 私は居飛車で戦いますが、最近、4五桂が気になって仕方ありません。以前から、4五桂は、複数の戦法書に共通して出てくる、仕掛けの手順だなと思っていました。将棋にはたくさんの戦法が存在しますが、これほどキーとなる駒と配置は他にあるだろうか。仮に桂... 2025.02.19 中盤2級への技法
2級への技法 角道を閉ざすな 最近の町道場で上手から指摘していただいたことは、角道を安易に閉ざすな、ということです。私は居飛車で戦いますが、初手や数手目には角道を開けます。初心者の頃は、角交換に苦手意識があったので、角道を閉ざしたままとすることもありましたが、最近はまず... 2025.02.17 中盤2級への技法
2級への技法 日本将棋連盟書籍編集部『藤井聡太の鬼手 デビューから平成30年度まで』 2025年2月に読んでいる将棋の本は、日本将棋連盟書籍編集部(編)『藤井聡太の鬼手 デビューから平成30年度まで』(マイナビ出版、2019年)です。最近は将棋のまとまった勉強時間を取ることができず、隙間時間に次の一手本を読もうと思い、本書を... 2025.02.15 中盤将棋の本将棋本レビュー(次の一手)2級への技法
2級への技法 遠隔力のある駒 中終盤の攻め合いで、最近意識しているのは、遠隔力のある駒がずっと働きつづけているかどうかです。飛車、角行、桂馬、香車は、離れたマスまで効きが及びます。その効きの先が攻めの拠点となって、ガジガジと陣地を削る。この4つの駒が、どこにどれだけ働き... 2025.02.13 2級への技法