3級への技法 玉が上にふらふらと泳ぐ 自玉が上部に抜け出ていって、助かったことはあったろうか、と思い返してみると、私にはほとんどありません。自玉は、上部へ抜け出なければならないほど追い込まれており、相手の持ち駒は豊富。銀や桂馬の打ち付けで再び上部から押し返され、あるいは、後ろか... 2025.03.31 終盤3級への技法
2級への技法 一路の遠さ 最近、互いに攻め合いながらの終盤戦が増えてきました。従来は中盤までに大きく崩れてしまう将棋が多かったのですが、中盤まで大きく引き離されず、終盤まで来れる対局が増えてきたのはうれしいことです。ただ、終盤の戦いにおいて、どうしても競り負けてしま... 2025.03.19 終盤2級への技法
3級への技法 詰めろ、必至、逆王手 将棋には「詰めろ」という用語がありますが、私は「必至」との違いがよく分からなくなってきたので調べてみました。「詰めろ」は、まだ詰みを回避できるけれど、相手が何か受けてくれなければ、詰みがあるという局面だそうです。玉が逃げたり、守備駒を足した... 2025.03.16 終盤3級への技法
2級への技法 玉の脱出を前提に受ける 将棋の終盤で、相手から寄せに迫られている際、玉の脱出を前提に受ける、ということを最近。視野に入れています。今までは、駒を足して、囲いを補強・再生する方向で手を打っていました。なんとしても囲いを保持し、自陣内で耐え抜こうとする方向です。けれど... 2025.01.17 終盤2級への技法
2級への技法 玉だけで紐づけられている駒 最近の終盤戦で目を向けることにしているのは、玉だけで紐づけられている駒です。もし、桂馬で王手をかけられたりして、玉が避けてしまうと、その駒はぽつんと取り残されます。そう遠からず、餌食となる可能性が高い。玉以外の駒で連結されているのならば、基... 2024.12.23 終盤2級への技法
2級への技法 なぜ底歩なのか 負けにくい将棋を目指そうと、最近、心掛けているのは、底歩。底歩という言葉は知っていたものの、これまで私は意外と使っていませんでした。もし、ぽつんと取り残された金がいたならば、手厚く守ろうと、銀を打ち付けたりして補強していました。ですが、急場... 2024.12.20 終盤2級への技法
3級への技法 壁銀の形が悪い 最近の悔しい敗着は、壁銀の形でした。壁銀が良くないとは知っていましたが、対局の流れ上、そうなりました。馬を自陣に引いたのですが、その位置が壁銀と同じ位置。銀じゃなくて馬だから大丈夫かなと思いつつ、一抹の不安あり。馬を動かそう動かそうと思いな... 2024.12.13 終盤3級への技法
3級への技法 まず竜の横効きを止める 相手に竜を作られたら、まず、その横効きを止める。竜を活かした王手がかからないようにする。これを心掛けて中終盤に臨んだところ、いくらか粘りのある戦いをすることができました。以前の私だったら「もうダメだ、こうなれば攻め合いだ」と投げ出すように攻... 2024.12.12 終盤3級への技法
2級への技法 桂馬の前の桂馬 将棋の終盤で、相手が寄せて来る時に、私が最近やっかいだなと感じているのは、こちらの桂馬の前に桂馬を打ち付けられることです。相手の桂馬、なかなか取り払えません。桂頭の銀の形を取れれば、食いちぎってでも相手の桂馬を取り払いますが、あいにく桂馬で... 2024.12.05 終盤2級への技法
2級への技法 最速の寄せこそ安全 将棋の格言に「終盤は駒の損得より速度」がありますが、その格言は、私の中で基本的にはそうらしいよね、という程度の認識でした。最近、互いに厳しく攻め合い、どちらが先に相手玉を詰ませるかの勝負が増えてゆくなかで、その格言が頭の理解ではなく肌の感覚... 2024.12.04 終盤2級への技法