1級への技法 井出隼平『四間飛車至上主義 実戦で学ぶ考え方』 2025年7月に読了した将棋の本は、井出隼平『四間飛車至上主義』(マイナビ出版、2023年)です。音楽CDのジャケット買いならぬ、棋書の装丁買いをした一冊です。将棋本らしからぬ、青春小説を思わせるデザインに思わず目が行き、気になって本書を手... 2025.07.04 将棋の本将棋本レビュー(戦法)1級への技法
1級への技法 攻め時、受け時、待ち時 最近、将棋AIによる棋譜解析で気づいたことは、攻めるべき時に受けたり、受けるべき時に攻めたり、下手に動かず手待ちするべき時に仕掛けたりすると、評価値を大きく落とす、ということです。攻めるべき時に、内容はどうあれ攻めていれば、優勢は優勢のまま... 2025.06.16 中盤1級への技法
1級への技法 先崎学『ホントに勝てる穴熊』 2025年6月に読んでいる将棋の本は、先崎学『ホントに勝てる穴熊』(河出書房新社 、2003年)です。最近、対振り飛車戦では、できるだけ居飛車穴熊に構えるようにしています。穴熊に慣れていない私でも、舟囲いや銀冠に比べて、そこそこ良い勝負にな... 2025.06.09 将棋の本将棋本レビュー(囲い)1級への技法
1級への技法 もう受けていても仕方ないの手前 受けの棋風寄りの私が、最近の対局で心掛けていることは、もう受けていても仕方ないと思ったその時に、攻めに転じることです。相手の攻めが巧かったり、こちらが受け間違えたりして、もう自陣を突破されるのは確実。ここでさらに粘っても、食い止めることはで... 2025.06.03 中盤1級への技法
1級への技法 将棋ウォーズのスプリントで対局してみた 『将棋ウォーズ』のスプリントで対局してみました。形勢互角の中終盤の局面からスタートする異色の将棋です。私は基本、10分切れ負けモードで戦うので、スプリントモードはあまり対局していません。形勢互角のまま中終盤をむかえることは、級位者にはなかな... 2025.05.22 将棋アプリ終盤記録1級への技法
1級への技法 自然な手と捌き 将棋には「自然な手」という言葉がありますが、なにが自然な手と呼ばれるのだろうかと、最近よく考えるようになりました。私は、自分でも自覚していながら、無理攻めをしがちです。相手に読み抜けがあれば、大勝利となりますが、普通はなかなかそうなりません... 2025.05.19 中盤1級への技法
1級への技法 速度の逆転を起こせ こちらが劣勢の局面で、それを同等以上の形勢に覆すためには、何が必要でしょうか。究極的には、相手が緩い手を指してくる、これしかないように思います。相手が正確に厳しい手を指し続けたならば、こちらは徐々に追い込まれてゆくはず。それが劣勢ということ... 2025.05.17 終盤1級への技法
1級への技法 詰みの前には必至がある 私は、飛車や角あるいは桂馬で王手をかけて、相手玉を寄せに行くことが多い気がしています。まず王手から入ろうとする。けれど、それは将棋の格言にあるように、王手は追う手。相手玉にするすると逃げる機会を与えることにもなりがちです。良いところまで追い... 2025.05.04 終盤1級への技法
1級への技法 受け始めたのが敗因 最近の将棋で、中盤まで優勢か互角以上の戦いをしていたが、勝利できなかったという対戦が続きました。私の悪いクセですが、受けに回る傾向が強いです。相手の攻めの手は放っておいて、そこで、こちらから攻めの手を指せばよいのに、安全策とばかりに思わず受... 2025.04.22 終盤1級への技法
1級への技法 柵木幹太『現代相居飛車の構造』 2025年3月に読了した将棋の本は、柵木幹太『現代相居飛車の構造』(マイナビ出版、2024年)です。本書は、現代の相居飛車戦に登場する重要テーマ4つ取り上げています。それは「4五桂跳ね」「2四歩合わせ」「8七金型」「パス合戦」です。私は最近... 2025.03.22 中盤将棋の本将棋本レビュー(戦法)1級への技法