1級への技法

日本将棋連盟書籍編集部『プロの実戦に学ぶ逆転の勝負術』

2025年7月に読んでいる将棋の本は、日本将棋連盟書籍編集部『プロの実戦に学ぶ逆転の勝負術』(マイナビ出版、2021年)です。先月、『将棋ウォーズ』のスプリントで、終盤戦をたくさん対局しました。互角の終盤を迎えるという経験がそもそも少ない私...
1級への技法

井出隼平『四間飛車至上主義 実戦で学ぶ考え方』

2025年7月に読了した将棋の本は、井出隼平『四間飛車至上主義』(マイナビ出版、2023年)です。音楽CDのジャケット買いならぬ、棋書の装丁買いをした一冊です。将棋本らしからぬ、青春小説を思わせるデザインに思わず目が行き、気になって本書を手...
1級への技法

先崎学『ホントに勝てる穴熊』

2025年6月に読んでいる将棋の本は、先崎学『ホントに勝てる穴熊』(河出書房新社 、2003年)です。最近、対振り飛車戦では、できるだけ居飛車穴熊に構えるようにしています。穴熊に慣れていない私でも、舟囲いや銀冠に比べて、そこそこ良い勝負にな...
3級への技法

西川和宏『ひと目の三間飛車』

2025年5月に読んでいる将棋の本は、西川和宏『ひと目の三間飛車』(マイナビ出版 、2024年)です。私は居飛車で戦いますが、なぜか三間飛車の本。本書を手に取った理由のひとつは、本の装丁が、おしゃれで素敵な色づかいだからです。昭和ぽっかたり...
1級への技法

柵木幹太『現代相居飛車の構造』

2025年3月に読了した将棋の本は、柵木幹太『現代相居飛車の構造』(マイナビ出版、2024年)です。本書は、現代の相居飛車戦に登場する重要テーマ4つ取り上げています。それは「4五桂跳ね」「2四歩合わせ」「8七金型」「パス合戦」です。私は最近...
3級への技法

中川大輔『右四間で攻めつぶす本』

2025年2月に読んでいる将棋の本は、中川大輔『右四間で攻めつぶす本』(浅川書房、2006年)です。本書は、最強将棋21シリーズのうちの一冊で、次の一手形式により戦法・定跡を学ぶスタイル。これは他のシリーズ同様に、とても分かりやすい構成だな...
2級への技法

日本将棋連盟書籍編集部『藤井聡太の鬼手 デビューから平成30年度まで』

2025年2月に読んでいる将棋の本は、日本将棋連盟書籍編集部(編)『藤井聡太の鬼手 デビューから平成30年度まで』(マイナビ出版、2019年)です。最近は将棋のまとまった勉強時間を取ることができず、隙間時間に次の一手本を読もうと思い、本書を...
3級への技法

桐山清澄 『アマの将棋ここが悪い! (2) 中・終盤の秘手』

2025年1月に読了した将棋の本は、桐山清澄 『アマの将棋ここが悪い! 2 中・終盤の秘手』(創元社、1999年)です。桐山先生の同シリーズ(1)序・中盤の急所を読み終えていたので、続きの本書を手に取りました。問題レベルとしては、同じく3級...
3級への技法

島朗『島研ノート 心の鍛え方』

2025年1月に読んでいる将棋関連の本は、島朗『島研ノート 心の鍛え方』(講談社、2013年)です。島先生は、現九段で、初代竜王のベテラン棋士です。伝説の将棋研究会「島研」を主宰者したことでも有名。島研には、十代の羽生善治、森内俊之、佐藤康...
2級への技法

藤井猛『角交換四間飛車を指しこなす本』

2024年12月に読んでいる将棋の本は、藤井猛『角交換四間飛車を指しこなす本』(浅川書房、2014年)です。私は基本的に居飛車で戦いますが、対右四間飛車の時だけ、四間飛車を採用することが増えています。そう思って、四間飛車に構えたところ、相手...