将棋本(棋書)のレビューを集めました。

斎藤慎太郎『最強最速の将棋』
2025年9月に読んでいる将棋の本は、斎藤慎太郎『最強最速の将棋』(株式会社マイナビ、2013年)です。勝局集・名局集を読みたいと思っての3冊目です。斎藤先生は、私が初めて読んだ戦法書の著者で思い入れがあり、本書を選びました。斎藤先生(現八...

中原誠『自然流 会心の一局』
2025年9月に読了した将棋本は、中原誠『自然流 会心の一局』(日本将棋連盟、1998年)です。ここのところ名局集・勝局集を読みたい思いがあって、手に入れた一冊です。中原永世十段の自戦記8局が収録されています。中原先生と言えば、自然流。無理...

将棋書籍編集部『1手ずつ解説 豊島将之の勝局』
2025年8月に読んでいる将棋の本は、将棋書籍編集部 (編集)、豊島将之 (監修)『1手ずつ解説 豊島将之の勝局』(マイナビ出版、2025年)です。中盤で何を指したらよいか分からない、攻めるべきか受けるべきか迷う、といった局面になることが私...

斎藤明日斗『現代相掛かりの切り札 明日斗流ひねり飛車戦法』
2025年7月に読んでいる棋書は、斎藤明日斗『現代相掛かりの切り札 明日斗流ひねり飛車戦法』(マイナビ出版、2023年)です。本書を手に取った理由は、居飛車の戦法のレパートリィが少ないので、それを増やしたいと思ったのが1つ。もう1つは、相手...

佐藤慎一『史上最速の攻撃戦法 極限早繰り銀』
2025年7月に読んでいる将棋の本は、佐藤慎一『史上最速の攻撃戦法 極限早繰り銀』(マイナビ出版、2018年)です。私は、基本的に居飛車で戦います。攻めの選択肢を増やしたいと思い、本書を手に取りました。私が、かじり知っている戦法というと、実...

日本将棋連盟書籍編集部『プロの実戦に学ぶ逆転の勝負術』
2025年7月に読んでいる将棋の本は、日本将棋連盟書籍編集部『プロの実戦に学ぶ逆転の勝負術』(マイナビ出版、2021年)です。先月、『将棋ウォーズ』のスプリントで、終盤戦をたくさん対局しました。互角の終盤を迎えるという経験がそもそも少ない私...

井出隼平『四間飛車至上主義 実戦で学ぶ考え方』
2025年7月に読了した将棋の本は、井出隼平『四間飛車至上主義』(マイナビ出版、2023年)です。音楽CDのジャケット買いならぬ、棋書の装丁買いをした一冊です。将棋本らしからぬ、青春小説を思わせるデザインに思わず目が行き、気になって本書を手...

先崎学『ホントに勝てる穴熊』
2025年6月に読んでいる将棋の本は、先崎学『ホントに勝てる穴熊』(河出書房新社 、2003年)です。最近、対振り飛車戦では、できるだけ居飛車穴熊に構えるようにしています。穴熊に慣れていない私でも、舟囲いや銀冠に比べて、そこそこ良い勝負にな...

西川和宏『ひと目の三間飛車』
2025年5月に読んでいる将棋の本は、西川和宏『ひと目の三間飛車』(マイナビ出版 、2024年)です。私は居飛車で戦いますが、なぜか三間飛車の本。本書を手に取った理由のひとつは、本の装丁が、おしゃれで素敵な色づかいだからです。昭和ぽっかたり...

柵木幹太『現代相居飛車の構造』
2025年3月に読了した将棋の本は、柵木幹太『現代相居飛車の構造』(マイナビ出版、2024年)です。本書は、現代の相居飛車戦に登場する重要テーマ4つ取り上げています。それは「4五桂跳ね」「2四歩合わせ」「8七金型」「パス合戦」です。私は最近...