将棋本レビュー(総論)

3級への技法

島朗『島研ノート 心の鍛え方』

2025年1月に読んでいる将棋関連の本は、島朗『島研ノート 心の鍛え方』(講談社、2013年)です。島先生は、現九段で、初代竜王のベテラン棋士です。伝説の将棋研究会「島研」を主宰者したことでも有名。島研には、十代の羽生善治、森内俊之、佐藤康...
1級への技法

谷川浩司『谷川浩司の戦いの絶対感覚』

2024年11月に読んでいる将棋の本は、谷川浩司『谷川浩司の戦いの絶対感覚』(河出書房新社、2003年)です。本書は、最強将棋塾シリーズの中の一冊です。このシリーズの中には「戦いの絶対感覚」とタイトルの付く棋書が他に三冊あります。森内俊之、...
1級への技法

永瀬拓矢『永瀬流 負けない将棋』

2024年9月に読んだ本は、永瀬拓矢『永瀬流 負けない将棋』(マイナビ、2012年)です。私が5級の頃、2年近く前に購入して、途中まで読んでいた本です。当時は難しく感じて、途中で読み止めてしまいましたが、今月に入って読了しました。会話調にな...
13級への技法

西山朋佳 『実戦で学ぶ 振り飛車の勝ち方』

2024年6月に読んでいる棋書は、西山朋佳『実戦で学ぶ 振り飛車の勝ち方』(マイナビ出版、2022年)です。初心者の頃に一度読了していますが、再読です。本書は、私が一番最初に購入した棋書と言えるかもしれません。まえがきに「この本はAIの評価...
2級への技法

増田康宏『増田康宏の新・将棋観 堅さからバランスへ』

2024年5月の呼んだ本は、増田康宏『増田康宏の新・将棋観 堅さからバランスへ』(マイナビ出版、2018年)です。私は居飛車で戦いますが、玉の囲いがいまだに固定されていません。もちろん、相手の出方によって変えるのも普通だと思いますが、自分の...
13級への技法

藤井猛『藤井猛の攻めの基本戦略』

2023年12月に読んだ本は、藤井猛『藤井猛の攻めの基本戦略』(NHK出版、2014年)です。NHKの将棋講座の内容に加筆して書かれたものだそうです。私は、数カ月前から攻めの棋風を強くしたいと思い始め、攻めの基本中の基本から学びたいと読み始...
3級への技法

あらきっぺ『現代振り飛車の絶望、そして希望』

2023年12月に読んだ本は、あらきっぺ『現代振り飛車の絶望、そして希望』(マイナビ出版、2023年)です。あらきっぺさんの4作目です。前3作も私は読んでいて、すっかりファンになっています。絶対読みたくなるなあのタイトルに、まずやられてしま...
13級への技法

飯島篤也『指導のプロが教える 級位者のための将棋上達法』

2023年11月に読んだ本は、飯島篤也『指導のプロが教える 級位者のための将棋上達法』(マイナビ出版、2022年)です。将棋の初心者・級位者にとって、初段は1つの目標だと思います。私にとってもそうです。なので、上達法とか勉強法とかのタイトル...
3級への技法

羽生善治『上達するヒント』

2023年9月に読んでいる将棋本は、羽生善治『上達するヒント』(浅川書房、2005年)です。本書は、手筋というよりは、将棋全体の考え方を解説してくれています。具体例がアマチュアの対戦棋譜です。プロ同士の棋譜では、お互いに隙が見えない高度な局...