初段への技法 縛る 将棋の寄せの段階で、最近、心がけているのは「縛る」です。縛るとは、玉の上部脱出を阻むように、銀や金、あるいは桂馬を予め配置することを指すと思います。玉が上部に逃げ出されてしまっては、駒がいくらあっても足りない。そんな事態になる前に、駒を1つ... 2025.10.06 初段への技法終盤
記録 2025年10月の棋力:初段 将棋のアマ初段になることを目指して勉強しています。『将棋ウォーズ』10分の級位を、現在の棋力・級位として記録しています。2025年10月は初段です。先月の振り返り将棋ウォーズで初段になりました。1級になったのが2025年7月末だったので、約... 2025.10.01 記録
中盤 動いてもらうチケット 相手の駒の前に、歩を突く。相手の駒が、その歩を取れば、元いた場所から進む。取りたくない、取れないと思って、避ければ、やはり元いた場所からずれる。取られてもかまわないと、取られてしまえば、こちらの駒台に移動する。歩によって、相手に問いかける。... 2025.09.29 中盤初段への技法
1級への技法 斎藤慎太郎『最強最速の将棋』 2025年9月に読んでいる将棋の本は、斎藤慎太郎『最強最速の将棋』(株式会社マイナビ、2013年)です。勝局集・名局集を読みたいと思っての3冊目です。斎藤先生は、私が初めて読んだ戦法書の著者で思い入れがあり、本書を選びました。斎藤先生(現八... 2025.09.26 将棋の本将棋本レビュー(名局集)1級への技法
初段への技法 角換わりも、鬼殺しも、横歩取りも、筋違い角も、恐れない 将棋の序盤早々で、相手から仕掛けられると嫌な戦法が誰にでもあるものです。私は初心者の頃、角換わりを避けていました。角を打ち込まれる隙に気をつかって、びくびく戦うことになるからです。かといって、角道を閉ざしたままというのも、棒銀の餌食になった... 2025.09.25 初段への技法序盤
中盤 五段と遭遇した 『将棋ウォーズ』の対戦で、五段の方と対局しました。私は1級です。対局が分かった時、「えぇ! なんでやねん」と思わず口ずさんでしまい、続けて「そりゃ、こっちやわ、なんで1級やねん」と相手の方のつっこみも想像して、心の中でクスッと笑って緊張は取... 2025.09.19 中盤初段への技法記録
初段への技法 噛みつき 自分の中で、最近定着してきた将棋用語は「噛みつき」です。「楔を打ち込む」や「拠点ができる」「敵陣突破」といった概念とは、またちがったものだと分かるようになってきました。相手玉に迫っている。相手玉の周りに、こちらの竜や馬、金銀やと金、あるいは... 2025.09.17 初段への技法終盤
中盤 中原誠『自然流 会心の一局』 2025年9月に読了した将棋本は、中原誠『自然流 会心の一局』(日本将棋連盟、1998年)です。ここのところ名局集・勝局集を読みたい思いがあって、手に入れた一冊です。中原永世十段の自戦記8局が収録されています。中原先生と言えば、自然流。無理... 2025.09.11 中盤初段への技法将棋の本将棋本レビュー(名局集)
1級への技法 開戦前に、自玉をせめて戦場から遠くへ もうすぐ開戦だという時に、最近きちんとチェックしているのは、自玉が戦場になりそうな場所から遠いかどうかです。将棋で攻めのチャンスは、そうそうあるものではありません。今すぐにでも仕掛けたい。そして一度攻め立てたら、ずっと攻め続けたい。開戦前に... 2025.09.05 中盤1級への技法
初段への技法 せめて手番は渡さない 飛車の前に、相手から香車を打たれました。もちろん、その香車は紐づけられています。あいにく持ち駒がなく、また、飛車の後ろに銀がいます。飛車を逃げれば、代わりに銀を香車で取られます。飛車の方が銀より価値が高く、その銀は取られても大きな損害になら... 2025.09.03 初段への技法終盤