3級への技法 まず竜の横効きを止める 相手に竜を作られたら、まず、その横効きを止める。竜を活かした王手がかからないようにする。これを心掛けて中終盤に臨んだところ、いくらか粘りのある戦いをすることができました。以前の私だったら「もうダメだ、こうなれば攻め合いだ」と投げ出すように攻... 2024.12.12 終盤3級への技法
3級への技法 藤井猛『四間飛車上達法』 2024年11月に読了した将棋の本は、藤井猛『四間飛車上達法』(浅川書房、2017年)です。私は居飛車で戦いますが、まさか自分が振り飛車の棋書を読むなんて思いもしませんでした。どうして本書を手に取ったかと言うと、相手が右四間飛車でガンガン強... 2024.11.25 中盤将棋の本将棋本レビュー(戦法)3級への技法
3級への技法 飛車を振ってみた、其の三 私は居飛車で戦いますが、相手の右四間飛車に苦手意識があります。とりわけ後手番の時に苦戦しています。右四間飛車は、飛角銀桂の連動したパワフルな攻めが持ち味だと思います。私にはそれをまともに受け止めようとする傾向があり、まんまと相手の仕掛けには... 2024.11.21 中盤3級への技法
3級への技法 王手を掛けて、駒を使わせる 終盤戦の入り口の棋譜解析をしていた際に、将棋AIが、飛車や角で、相手玉に王手を掛けられるなら掛けろ、と示すことに度々出くわします。私には、王手をかけたってすぐに防がれたりするだけなので、一手無駄じゃないか、と見えます。ただ、その後の順を追っ... 2024.11.06 終盤3級への技法
3級への技法 急所は見えるが、手が伸びない 町道場の駒落ち対局で、絶好の機会を見逃す対局が数回続きました。私は下手を持ちますので、当然、こちらが有利です。中盤まで良い駒組みを進めていて、ふと、上手が隙を見せました。私が角を切って襲いかかれば、王手十字飛車が決まる局面でした。けれど私は... 2024.11.03 中盤3級への技法
3級への技法 佐藤康光『佐藤康光の実戦で使える囲いの急所』 2024年10月に読んでいる将棋本は、佐藤康光『佐藤康光の実戦で使える囲いの急所』(NHK出版、2012年)です。今の自分の課題は、足りなさすぎる終盤力をどう身につけるか、です。もし優勢で終盤をむかえたとしても、勝てる自信がないような力量で... 2024.10.15 将棋の本将棋本レビュー(詰将棋・必至・囲い崩し)終盤3級への技法
3級への技法 緩手と見てしまった必至 最近、必至をかけられているのに気づかず、逆転負けした対局が続きました。こちらが勝勢に近い局面でしたが、自分の囲いもだいぶ崩され、玉も安全とは言えない。その際、相手が攻めの手を打ってきましたが、その手が私には緩手に見えました。王手でもないし、... 2024.09.28 終盤3級への技法
3級への技法 端攻めと端破り 私は初級者の頃から、端攻めが苦手です。自分から端に仕掛けても上手くゆかないのに、なぜか相手は端を突破してくる。なので、できるだけ端が争点になるような戦いはしないでおこう、とこれまで戦ってきました。けれど苦手も1つ1つ克服していかないと将棋も... 2024.09.11 中盤3級への技法
3級への技法 石田流と棋理 私が初めて石田流と対峙したのは、たしか4級の頃でした。石田流という存在を知らなかったので、初めてその形を見た時、なんなんだこの形は、とびっくりしてしまいました。桂馬の上に飛車がいるなんて、最初は奇異な形に思えたのです。歩・飛車・桂馬とその効... 2024.09.06 序盤3級への技法
3級への技法 と金で攻めた時しか、戦力差が開かない 将棋ではっきり有利になったなと実感できるのは、相手の駒をタダで取れた時です。けれど、そんな機会はそうそうありません。うっかりの見落としで、ぼろっと駒を取られることは、級位者ではままありますが。取って取られて、せいぜい駒交換になるのが普通です... 2024.09.02 終盤3級への技法