3級への技法

3級への技法

と金なら渡せる

相手の囲いを崩すとき、相手玉を寄せてゆくときに、と金で攻めるならば、思い切ってぶつけられます。と金が相手に渡っても、相手の持ち駒には歩一枚しか増えないからです。これがどれほど凄いことなのか、最近より深く感じています。実力が拮抗してくると、お...
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自陣を突破されないようにぎりぎりまで守り抜くという矛盾

最近、棋譜を解析していて、身に染みて思うことは、ここで攻めに転じていれば、まだまだ分からない勝負だったかもしれないなという事です。私はもともと受けの棋風が強く、攻めか受けかの選択肢がある場合や、どの手が有力かよく分からない局面、あるいは、も...
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もたもたしない、急ぎもしない

最近の対局で、以前よりも難しい事柄だなと思っていることは、間合い、あるいは攻守のバランス、仕掛けのタイミングについてです。こちらが少しでももたもたしていると、強い相手はその瞬間に付け込んできます。将棋の序盤では、自陣を固めるのも大事ですし、...
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じりじりと寄る

最近の対局で、竜や馬の力添え無しで、相手玉を詰ませられた対局がたまたま続きました。じりじりと、と金を寄って行ったり、桂馬と金銀を上手くつかって塞いだりして、寄せられたのです。どうしてそんな事ができたのかなと振り返ってみると、アマ高段者同士の...
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大駒を追い込んでも、切られる

最近の対局で、相手の大駒を追い込んだところ、かえって、局面が悪くなってしまう対戦が続きました。相手の飛車や角を働かないようにする、追い返すようにするのは、悪いことではないはず。あわよくば捕獲してしまぞと圧力をかけるのも有効だと思います。ただ...
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駒落ちで上手を持つ

町道場で、駒落ちの上手を持たせていただきました。私のような実力の者では通常、上手を持つことはありませんが、集まった対局者の都合上、たまたまそうなりました。相手の方は8級で、二枚落ちでの対戦となりました。対局してみてまず思ったことは、これまで...
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堅陣を知る

私は、バランス型に構えることが多いのですが、最近、堅い囲いも試してみようと思い立ちました。私は居飛車で戦いますので、穴熊、銀冠、ミレニアム、左美濃、総矢倉等を目指すということです。ネット対戦ではそもそも、急戦で仕掛けられることが多いように思...
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宮田敦史『終盤のメカニズム』

2024年6月に読んでいる将棋本は、宮田敦史『終盤のメカニズム』(マイナビ、2012年)です。終盤力を上げたくて読みました。実はまだ半分も読んでいません。というのも、本書の第1章では、寄せや必至の基本的な形を解説してくれていますが、それがと...
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桂馬が跳ねて来たら

桂馬が跳ねて前進すると、攻めに厚みが出てきます。私は初心者の頃、桂馬が狙われたら嫌だなと思い、あまり跳ねずにいましたが、今では逆に、積極的に桂馬を跳ねるようになりました。桂馬が使えない方が困ると思うほどです。ただ最近になって、桂馬が跳ねる事...
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打つ手が見つからない中盤の入り口

基本的な駒組みが進んだ後、中盤の入り口で、打つ手が見つからない時は大いにあると思います。相手陣に隙がなく、どこからどう攻めてよいか分からない、といった状況です。こういう局面で、ちょっと前までの私は、ここなら何とかなるかもしれないなという筋を...