8級への技法

少し強い人と対局する

将棋の初段を目指す上達方法のひとつとして、強い人と対局するのが良い勉強になる、と聞きます。いくつかの書籍やブログで触れられていて、効果のある勉強方法なのだと思います。初心者であれば、棋書等で基本的な囲いや手筋を学んだ方が、効率が良いと思いま...
3級への技法

総力戦の反動

攻め将棋にしても、受け将棋にしても、全力で立ち向かうと、反動が大きいです。私は以前、受け将棋の棋風が強く、相手からの攻撃をぜんぶ受け止めようとしてきました。相手の攻撃を凌げれば、持ち駒が増え、こちらからカウンターを狙えます。ただし守りきれな...
13級への技法

藤井猛『藤井猛の攻めの基本戦略』

2023年12月に読んだ本は、藤井猛『藤井猛の攻めの基本戦略』(NHK出版、2014年)です。NHKの将棋講座の内容に加筆して書かれたものだそうです。私は、数カ月前から攻めの棋風を強くしたいと思い始め、攻めの基本中の基本から学びたいと読み始...
13級への技法

自己流で囲わない

将棋の囲いには、いくつか種類がありますが、有名な囲いは、やはり優秀だと最近つとに思います。マイナーな囲いもそこそこ固いですが、やはりどこか難点や欠点があります。もちろん、自己流の囲いはもっての他。私は初心者の頃、有名な囲いといえども一長一短...
3級への技法

仕掛けが発動できない時

最近、得意な仕掛けが、私の中でも少しずつできてきました。それと同時に、その仕掛けをそもそも発動的ない時に、どうしたらよいか迷う、という新しい悩みも出てきています。たとえば、桂馬を使う手筋なのに、歩突きがしにくく、桂馬を進出できないといったケ...
13級への技法

将棋アプリ毎に棋風を変える

私が将棋の超初心者だった頃、将棋アプリ毎に戦い方を変えていました。将棋アプリは、最大で6つくらいインストールしていましたが、最終的には3つに落ちつきました。居飛車か振り飛車かはさすがに固定して戦いましたが、アプリAでは果敢に攻めてゆく、アプ...
8級への技法

香車は不動でちょうどいい

将棋の駒で、もっとも動かす回数が少ないのは、香車だと思います。4つの香車が1マスも動かず終局を迎えることもしばしばです。私は端攻めが苦手です。相手の端攻めはなぜか上手くゆくのに、自分からの端攻めはとんと成功しない。そんなイメージがあります。...
5級への技法

馬の三角射程

馬は、強力な駒ですが、竜と比べると使いづらい印象があります。私も、自分から寄せる時も、あるいは、相手から寄せられる時も、竜の方が強力だと感じます。対局の中では、飛車を切って角行を手に入れることがあります。相手はまさか交換はしてこないだろうと...
5級への技法

玉の早逃げか、守備駒を足すか

将棋の終盤で、相手から追い詰められている際に、玉の早逃げをするべきか、守備駒を足して凌ぐべきか、私はいつも悩みます。迷った末に、どちらも指さず、攻めの一手を選択する場合もあります。大丈夫かなの読みと感覚でそうしますが、この場合、たいてい却っ...
3級への技法

あらきっぺ『現代振り飛車の絶望、そして希望』

2023年12月に読んだ本は、あらきっぺ『現代振り飛車の絶望、そして希望』(マイナビ出版、2023年)です。あらきっぺさんの4作目です。前3作も私は読んでいて、すっかりファンになっています。絶対読みたくなるなあのタイトルに、まずやられてしま...