2級への技法

堅さとバランスと戦いの類型

私は居飛車で戦いますが、振り飛車戦で、先に竜を作っても、あまり勝てた記憶がありません。また、相居飛車戦を含めて、お互いに競り合って、一手勝ちを収めたという対局がほとんど無い感覚です。自陣にまったく危なげなく勝つか、あるいは、一方的に攻めつぶ...
3級への技法

5筋の歩を突け

最近の対局で、とても不自由だなと感じたのは、5筋の歩を突いておかなかったことです。角交換になるかもしれないと、5七の歩は初期配置そのまま。腰掛け銀の形もとっておきました。じりじりとしたポジション争いになりましたが、こちらの角がどうにも使えて...
3級への技法

開戦したら、後には引けない

将棋で、駒がぶつかり合って、開戦となったら、もうそこから局面が穏やかに推移するということは、あまりありません。まして銀や角が交換になると、いつどこに打ち込まれるか、緊張感のある戦いを強いられます。駒がぶつかる前に、自陣をしっかり整備しておく...
記録

2025年3月の棋力:2級

将棋のアマ初段になることを目指して勉強しています。『将棋ウォーズ』10分の級位を、現在の棋力・級位として記録しています。2025年3月は2級です。先月の振り返り前半は調子が良く、1勝2敗のペースで対戦できました。序盤であまり深く考えずに、パ...
5級への技法

対局中に試さない

将棋の本を読んだり、動画を見たりしていると、気になる攻め方が出てきます。それを対局中にさっそく試してみようとしますが、最初は上手くゆかない。ああでもない、こうでもない、と色々と試すうちに、いくらかはコツはつかめてきます。ただ、その間に、将棋...
3級への技法

持ち駒の種類

最近の対局で、相手の角か金のどちらかを取れる際に、あまりよく考えずに角の方を取りました。一般的には、角の方が価値が高く、また、相手の攻撃を削ぐことにもなるので、あながち間違った選択ではなかったと思います。ただ、その局面では、これから相手玉を...
3級への技法

中川大輔『右四間で攻めつぶす本』

2025年2月に読んでいる将棋の本は、中川大輔『右四間で攻めつぶす本』(浅川書房、2006年)です。本書は、最強将棋21シリーズのうちの一冊で、次の一手形式により戦法・定跡を学ぶスタイル。これは他のシリーズ同様に、とても分かりやすい構成だな...
2級への技法

4五桂が急所

私は居飛車で戦いますが、最近、4五桂が気になって仕方ありません。以前から、4五桂は、複数の戦法書に共通して出てくる、仕掛けの手順だなと思っていました。将棋にはたくさんの戦法が存在しますが、これほどキーとなる駒と配置は他にあるだろうか。仮に桂...
2級への技法

角道を閉ざすな

最近の町道場で上手から指摘していただいたことは、角道を安易に閉ざすな、ということです。私は居飛車で戦いますが、初手や数手目には角道を開けます。初心者の頃は、角交換に苦手意識があったので、角道を閉ざしたままとすることもありましたが、最近はまず...
2級への技法

日本将棋連盟書籍編集部『藤井聡太の鬼手 デビューから平成30年度まで』

2025年2月に読んでいる将棋の本は、日本将棋連盟書籍編集部(編)『藤井聡太の鬼手 デビューから平成30年度まで』(マイナビ出版、2019年)です。最近は将棋のまとまった勉強時間を取ることができず、隙間時間に次の一手本を読もうと思い、本書を...