序盤

5級への技法

銀を易々と進出させてはいけない

相手の銀を易々と進出させてはいけません。特に5段目より先へ簡単に進めてはいけません。銀が5段目まで進めば、次に激しい戦いになったり、銀交換になったり、拠点を作られたりしてしまいます。序盤の基本中の基本ですが、最近の私は、どうやらこれを怠って...
8級への技法

初手4八銀

私は対抗型が苦手のようです。居飛車を持ちますが、まったく勝てません。それどころかつい最近、対振り飛車だけでなく、対居飛車でも勝てなくなってきました。きっかけは、相手の横歩取りや筋違い角です。序盤早々から一歩損してペースを乱される。あれこれ悩...
8級への技法

飛車を振ってみた

私は基本、居飛車で戦います。最近、振り飛車に対して私はめっぽう弱いという傾向が分かったので、振り飛車から見ると、どんな風に見えるのだろうかと、試しに飛車を振って棋譜並べをしてみました。その最初の感想は、なんか窮屈だ、です。振り飛車は、最序盤...
13級への技法

定跡書が読めない

将棋の初段を目指す際に、定跡書を読む方がよいかどうかは意見が分かれます。一冊丸々暗記するくらい読み込んだ方がよいといった考えもあれば、難しいから詰将棋を解いていた方がよいといった考え方もあります。そもそも将棋の定跡書は、誰に向けて書かれたも...
13級への技法

なぜ将棋の初心者に、振り飛車の戦法がおすすめなのか

いろいろな棋書やブログ等で、将棋の初心者におすすめの戦法(戦型)として、振り飛車が挙げられていることが多いです。振り飛車にも中飛車、四間飛車、三間飛車など様々ですが、とにかく居飛車よりも振り飛車が推奨されていることが多い印象です。理由の1つ...
2級への技法

玉を深く囲っておく

玉を深く囲っておくことの大切さが、最近、私にもより分かってきました。将棋で守ってばかりいては勝てないと思い、自分から攻めの姿勢で進めてゆきますが、どうしたって、攻めが簡単に成功したり、あるいは、1つも駒を相手に渡さずに済んだりはしません。攻...
13級への技法

自己流で囲わない

将棋の囲いには、いくつか種類がありますが、有名な囲いは、やはり優秀だと最近つとに思います。マイナーな囲いもそこそこ固いですが、やはりどこか難点や欠点があります。もちろん、自己流の囲いはもっての他。私は初心者の頃、有名な囲いといえども一長一短...
3級への技法

あらきっぺ『現代振り飛車の絶望、そして希望』

2023年12月に読んだ本は、あらきっぺ『現代振り飛車の絶望、そして希望』(マイナビ出版、2023年)です。あらきっぺさんの4作目です。前3作も私は読んでいて、すっかりファンになっています。絶対読みたくなるなあのタイトルに、まずやられてしま...
3級への技法

持久戦か、急戦か

将棋の戦い方を解説したり分類したりする時に、持久戦か急戦かを区別する意味を、私はよく分かっていませんでした。そもそも持久戦と急戦を区別する指標もよく分かりませんでした。けれど、最近、序盤強化の勉強を進めるうちに、たとえ、序盤であっても何気な...
5級への技法

北島忠雄『勝ちやすさNo1! 対振りなんでも居飛車穴熊』

2023年11月から読んでいる本は、北島忠雄『勝ちやすさNo1! 対振りなんでも居飛車穴熊』(マイナビ出版、2019年)です。私には居飛車穴熊へのあこがれがあり、また、金銀のほとんどを使って守ったら少ない攻め駒でどうやって戦うのかにも興味が...