2級への技法 玉頭をこじ開けろ 将棋の大きな戦い方として、最近、選択肢に入れているのは、相手の玉頭をこじ開けることです。飛車を成り込んで竜を作ったり、角の効きを活かしつつ相手陣を削っていったりすることが、将棋の王道の戦い方と思っています。ただ、当然、相手もそれには十分警戒... 2024.12.30 中盤2級への技法
2級への技法 自玉の危険度への甘さ 自分の将棋の課題は何だろうかと探っていましたが、今の私にとっては、自玉の危険度への甘さがある、と分かりました。あるいは、形勢判断の不正確さ、終盤の読みの浅さ、とも言えます。互いに攻め合って、駒を切り取り合うような戦いでは、相手の囲いをどう崩... 2024.12.06 中盤2級への技法
2級への技法 快勝譜が会心譜ではない 将棋を振り返るときに、ついつい自分が快勝した棋譜ばかりを見てしまいます。お気に入りに登録してある私の棋譜は、そういう対局がほとんどです。大技が決まったり、両取りが決まったりして、完勝した棋譜は、振り返っている時も気分がよいものです。けれど、... 2024.12.03 中盤2級への技法
2級への技法 中途半端な陣形に仕掛ける 最近の将棋で気にするようになったのは、相手の陣形が中途半端な時に仕掛ける、ということです。たとえば、相手が片美濃囲いから、高美濃や銀冠に組み替えようと一手指したその瞬間です。あるいは、相手が後々の攻めのために歩を突き捨てようとしたその時です... 2024.11.29 中盤2級への技法
2級への技法 単純な堅さと攻めの速さ 町道場の駒落ち対局(二枚落ち)で、一度も勝てない上手がいます。勝つためにどうすればよいか自分なりに考えてみて、自玉周りをより堅くすることだとある日の対局に臨みました。いつもはカニ囲いや片美濃囲いですが、銀冠まで組み合げました。これならば負け... 2024.11.28 中盤2級への技法
3級への技法 藤井猛『四間飛車上達法』 2024年11月に読了した将棋の本は、藤井猛『四間飛車上達法』(浅川書房、2017年)です。私は居飛車で戦いますが、まさか自分が振り飛車の棋書を読むなんて思いもしませんでした。どうして本書を手に取ったかと言うと、相手が右四間飛車でガンガン強... 2024.11.25 中盤将棋の本将棋本レビュー(戦法)3級への技法
5級への技法 なにげない一手が悪手 均衡を保っていた局面がぐらついて、相手の優勢に傾いてしまったのは、どういう時だろうかと振り返ってみました。ひどい凡ミスをのぞけば、相手が好手を指すその少し前に、私が大小ありますが隙を作ってしまっているという構図が見えてきました。たとえば、金... 2024.11.22 中盤5級への技法
3級への技法 飛車を振ってみた、其の三 私は居飛車で戦いますが、相手の右四間飛車に苦手意識があります。とりわけ後手番の時に苦戦しています。右四間飛車は、飛角銀桂の連動したパワフルな攻めが持ち味だと思います。私にはそれをまともに受け止めようとする傾向があり、まんまと相手の仕掛けには... 2024.11.21 中盤3級への技法
2級への技法 将棋ウォーズで、2級になった原動力 将棋ウォーズで2級に昇級してから約1カ月が経ちました。その原動力は何だったのだろうか、達成率が大きく上がったのは何がきっかけだったのだろうか、と思い返してみました。私の場合それは、自分の将棋を見つめ直したからだ、と思います。プロ棋士やアマ高... 2024.11.20 おすすめ記事中盤記録2級への技法
5級への技法 形勢の体感と評価値 棋譜解析をしていて最近、不思議に思ったことがあります。それは、自分の形勢判断では優勢だと思っていたので攻め続けて勝利した、けれど、将棋AIの評価値はむしろその局面では劣勢だった、という事です。そういう勝ち方が少なからずあります。たとえ本当は... 2024.11.18 中盤5級への技法