3級への技法

堅陣を知る

私は、バランス型に構えることが多いのですが、最近、堅い囲いも試してみようと思い立ちました。私は居飛車で戦いますので、穴熊、銀冠、ミレニアム、左美濃、総矢倉等を目指すということです。ネット対戦ではそもそも、急戦で仕掛けられることが多いように思...
記録

2024年7月の棋力:3級

将棋のアマ初段になることを目指して勉強しています。『将棋ウォーズ』10分の級位を、現在の棋力・級位として記録しています。2024年7月は3級です。先月の振り返り私は春先に不調だったのですが、それは脱したように思います。ただ時々、5連敗以上し...
2級への技法

将棋は、逆転のゲームなのか

将棋は逆転のゲームと言われることがありますが、それは本当でしょうか。私は初心者の頃から、ずっと不思議に思っていました。アマチュア同士の対戦だから、見逃しやうっかりがあって、それが逆転につながることが多いのだろう、だから、将棋は逆転のゲームと...
3級への技法

宮田敦史『終盤のメカニズム』

2024年6月に読んでいる将棋本は、宮田敦史『終盤のメカニズム』(マイナビ、2012年)です。終盤力を上げたくて読みました。実はまだ半分も読んでいません。というのも、本書の第1章では、寄せや必至の基本的な形を解説してくれていますが、それがと...
13級への技法

竜と馬は追尾してくる

相手に竜や馬を作られると、局面はいよいよ厳しくなり、そう遠くないうちに自玉を詰まされてしまうことが多いです。どうしてそうなのかと改めて考えてみると、竜と馬は、その機動力を活かして、玉を追いかけてくるからです。もし相手が金銀だけで迫ってきても...
3級への技法

桂馬が跳ねて来たら

桂馬が跳ねて前進すると、攻めに厚みが出てきます。私は初心者の頃、桂馬が狙われたら嫌だなと思い、あまり跳ねずにいましたが、今では逆に、積極的に桂馬を跳ねるようになりました。桂馬が使えない方が困ると思うほどです。ただ最近になって、桂馬が跳ねる事...
3級への技法

打つ手が見つからない中盤の入り口

基本的な駒組みが進んだ後、中盤の入り口で、打つ手が見つからない時は大いにあると思います。相手陣に隙がなく、どこからどう攻めてよいか分からない、といった状況です。こういう局面で、ちょっと前までの私は、ここなら何とかなるかもしれないなという筋を...
13級への技法

西山朋佳 『実戦で学ぶ 振り飛車の勝ち方』

2024年6月に読んでいる棋書は、西山朋佳『実戦で学ぶ 振り飛車の勝ち方』(マイナビ出版、2022年)です。初心者の頃に一度読了していますが、再読です。本書は、私が一番最初に購入した棋書と言えるかもしれません。まえがきに「この本はAIの評価...
3級への技法

雁木と臨機応変

私は最近、雁木に構えることが増えてきました。最初は、好んで雁木に構えたわけではなく、後手番で、相手の居飛車の攻めを受けようと、角を3三に上がった後の流れで組みました。できれば矢倉で対応したかったところ、致し方なくといったところです。飛車先の...
13級への技法

飛車は基本的に攻め駒です

最近の対局で、相手陣を玉と飛車だけにするチャンスがあったのに、それに至りませんでした。そのためには、こちらの飛車を切って、相手の金を取る必要がありました。その時に私が考えたことは、こちらの飛車を切るのはもったいないし、飛車を渡したらカウンタ...