このところ調子を落としているなと思っていましたが、数えてみたら、20連敗していました。『将棋ウォーズ』10分切れ負けでの対局成績です。その後さらに3連敗し、ようやく止まりました。自己最悪の23連敗です。
23戦のうち3戦は、勝勢でしたが時間切れ負け。いずれにしても調子を落としていたことに変わりありません。対戦対手の強さは「かなり強め」に設定しており、3級の私の場合、主に1級から2級の方が対局相手となります。場合によっては初段や二段の方です。負けて当然と言えば当然ですが、4局に1局くらい勝利できていたところが、一局も勝てずとなりました。
4級と3級にも壁があるなと思っていましたが、3級と2級にもまた別の壁があるようです。将棋の階級は1つちがうだけで、本当に実力が違うのだな、と思い知らされました。
私の場合、7連敗くらいは割とある方で、心理面ではそれほど負担に感じないのですが、さすがに20連敗近くなってくると少し悩んだりしました。それがまた対局にも少なからずマイナスの影響を与えていたと思います。たとえば、踏み込んで攻めるべきところで守り、荒っぽい攻めと分かりながら進行させたり、といった指し方です。
棋譜分析をすれば、この局面のこの手が悪かったのだなとは分かります。ただ、知りたいのは具体的な手の良し悪しではなく、総じて何が原因で不調なのかです。あるいは、何を課題として勉強してゆけばよいのかです。自分ではまだ特定できていません。有段者や指導者から見れば、それらが何かすぐに分かるのかもしれません。まずは自分でこれから一つ一つ考えてゆきたいと思います。昇級を目指すには、将棋の初段になるには、自分で自分を見つめ直す力も必要なのだと思います。
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