13級への技法

定跡書が読めない

将棋の初段を目指す際に、定跡書を読む方がよいかどうかは意見が分かれます。一冊丸々暗記するくらい読み込んだ方がよいといった考えもあれば、難しいから詰将棋を解いていた方がよいといった考え方もあります。そもそも将棋の定跡書は、誰に向けて書かれたも...
3級への技法

手詰まりなら囲いを強化する

将棋の中盤の入り口で、どうにも良い手が浮かばない、どこから攻めてよいのか分からない、という局面は少なくと思います。そういう場合、イマイチの手段で攻め立てるよりは、自玉をより強固に囲うことを目指す方が良い、と最近思うようになりました。穴熊や銀...
2級への技法

バラすと裸の王様

相手の囲いを崩してゆくなかで、駒と駒をぶつけ合ってバラすかどうか、私は以前から悩んでいました。攻めの棋風を伸ばしてゆくなかで、そんなシーンに出会うことも多くなりました。いまだに踏み込めず、バラさずに別の手を選ぶことが多いです。特にこちらの竜...
5級への技法

攻め気が7割

私の棋風はもともと、守りがちでした。最近、自分から攻める割合も増やしてみたのですが、周りから見ると、どうもまだまだのようです。町道場でも、受けに回ることが多い、もう少し攻めた方がよい、と指導を受けました。将棋において、攻めの姿勢は何割くらい...
8級への技法

神崎健二『格言・用語で覚える 居飛車の基本手筋』

2024年2月に読んでいる将棋本は、神崎健二『格言・用語で覚える 居飛車の基本手筋』(マイナビ出版、2016年)です。攻めの技術をアップさせたいと、最近は、戦法書や手筋本を中心に読んでいます。私には、基本と名のつくところからで良いと思って読...
記録

2024年2月の棋力:4級

将棋のアマ初段になることを目指して勉強しています。『将棋ウォーズ』10分の級位を、現在の棋力・級位として記録しています。2024年2月は4級です。先月の振り返り先月も昇級を逃しました。しかも2回のチャンスがありました。昇級を意識して戦ったわ...
5級への技法

と金は、1つで十分

私が将棋の超初心者だった頃の対局で思い出深いのは、と金を5つも作ったのに逆転負けしたことです。こちらが敵陣を突破し、優勢となりました。けれど、相手が矢倉模様でがちがちに固めていました。相手の金銀にこちらの金銀をぶつけても、取って取り合って、...
13級への技法

なぜ将棋の初心者に、振り飛車の戦法がおすすめなのか

いろいろな棋書やブログ等で、将棋の初心者におすすめの戦法(戦型)として、振り飛車が挙げられていることが多いです。振り飛車にも中飛車、四間飛車、三間飛車など様々ですが、とにかく居飛車よりも振り飛車が推奨されていることが多い印象です。理由の1つ...
3級への技法

仕掛けに名前が欲しい

最近の対局では、できるだけ自分から積極的に攻めるようにしています。1つの仕掛け方がいくらか身についてきたので、バリエーションを増やそうと、他の仕掛け方も勉強しています。すると、将棋の攻め方には、いくつか共通点があるように思えてきました。どん...
2級への技法

中盤以降は緩手もダメ

最近の対局で、こんな悔しいことがありました。こちらがかなりの優勢で、これから相手玉を寄せに行くところです。まだ少し相手陣が固いと見え、相手玉の逃げ道もあったので、前もって挟撃体制を敷こうと、逆側に駒を放ちました。けれど、その駒打ち自体は、相...