相手の角筋は常に見よ

13級への技法

相手の角による飛車取りを食らってしまう将棋が3局も続きました。自分でもあきれるほどです。

1つ目は、飛車が相手陣に成り込んで、相手の桂馬を奪ったぞと思ったら、そこには相手の筋違い角が効いていました。

2つ目は、しばらく前に飛車先の歩を突き捨て、放っておいた相手の歩を飛車で取りこんだところ、最初は効いていなかった相手の角筋が効いていました。戦局が変化する中で、相手の歩は取れない駒に変わっていました。

3つ目は、相手が歩を突き捨ててきたので、それを取るべきか否かそればかり考えていたところ、歩が動くことで相手の角道が通って、こちらの飛車を素抜かれました。

中盤以降、相手の角筋が初期配置から変わったり、攻防が入り組んで流動的になったりすると起こりがちなケースだと思います。とりわけ、角以外の駒がからんでくると、見逃す確率が高くなる。

ただ、どれもついうっかりの初歩的なミスに過ぎません。相手の角の四方の効きは、必ず確認してから手を打つ。将棋の基本的な心得を、私はもう一度しっかり身につけなければなりません。

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