1級への技法 後で祟る いつでも取れるからいいやと放っておいた駒が、後から手痛い一撃の足掛かりとなる対局が続きました。たとえば、相手が序盤早々に桂馬を跳ねて来る。とりあえず当たった駒を避けておく。桂馬は後で歩で取るぞと目論んで、他に緊急かつ必要と思われる手を指して... 2024.08.19 中盤1級への技法
1級への技法 中村太地『中村太地の角換わり 最先端への道案内』 2024年8月に読んでいる将棋の本は、中村太地『中村太地の角換わり 最先端への道案内』(マイナビ、2014年)です。角換わりで先後同型に近い局面になってしまうと、どう打開してよいか分からず、本書を読み始めました。ただ、本書は、私にとってはか... 2024.08.15 中盤将棋の本将棋本レビュー(戦法)1級への技法
5級への技法 浮き飛車をカモにされる 私は基本的に居飛車で戦います。最近、横歩取りやひねり飛車を機会があれば試しています。一歩得を狙ったり、相手の歩が伸びて来るのを牽制したりするためですが、どうも良くない。いや、それどころか悪い。当初の狙いを達成するどころか、かえって、飛車が捕... 2024.08.14 中盤5級への技法
3級への技法 将棋ウォーズで、4級から3級になった頃 私が将棋ウォーズで4級から3級になった頃、何に取り組んでいたかと思い返してみると、攻め方を身につけようとしていました。それまでの私は、自分の棋風は受け将棋だ、カウンター狙いでいい、と割りきって戦って来ました。どこからどう攻めてよいか、まった... 2024.08.10 おすすめ記事中盤記録3級への技法
1級への技法 先手を握り続ける 最近の対局で意識しているのは、先手を握り続ける、あるいは、手番を渡さない、という指し方です。先手を握るというのは、自分の好きな手を指せる。対して相手は、こちらの指した手に対応する手、とりわけ受けの手しか指せない。そういう将棋の流れにあること... 2024.08.08 中盤1級への技法
3級への技法 勝手読み、読み抜け 最近の対局で、どうにもこうにも防ぎようがないと思えるのが、勝手読みと読み抜けです。勝手読みは、相手がいくつかある候補手のうち、次にこう指すだろうなと読んでいたところ、相手が別の手を指してくること。自分の目論見や願望が混じってしまい、正しく推... 2024.08.06 中盤3級への技法
3級への技法 自陣を突破されないようにぎりぎりまで守り抜くという矛盾 最近、棋譜を解析していて、身に染みて思うことは、ここで攻めに転じていれば、まだまだ分からない勝負だったかもしれないなという事です。私はもともと受けの棋風が強く、攻めか受けかの選択肢がある場合や、どの手が有力かよく分からない局面、あるいは、も... 2024.07.31 中盤3級への技法
5級への技法 桂馬の受けは一度だけ 私にとって最近、一番苦手としている相手の戦型は、右四間飛車です。右四間飛車は、飛角銀桂が4筋にむかって集中して殺到して来る理想的な攻めの一つだと思います。どうして上手く受け凌げないのかなと反省してみたところ、理由の一つには、桂馬での防御をあ... 2024.07.22 中盤5級への技法
1級への技法 Sugar『一撃! 対振り飛車へなちょこ急戦』 2024年7月に読んだ将棋の本は、Sugar『一撃! 対振り飛車へなちょこ急戦』(マイナビ出版、2024年)です。私は居飛車で戦いますが、2か月ほど前まで、対振り飛車が苦手でした。ある時、ネットでアマ高段者同士の戦いを観戦していた際、居飛車... 2024.07.18 おすすめ棋書中盤将棋の本将棋本レビュー(戦法)1級への技法
3級への技法 大駒を追い込んでも、切られる 最近の対局で、相手の大駒を追い込んだところ、かえって、局面が悪くなってしまう対戦が続きました。相手の飛車や角を働かないようにする、追い返すようにするのは、悪いことではないはず。あわよくば捕獲してしまぞと圧力をかけるのも有効だと思います。ただ... 2024.07.12 中盤3級への技法