中盤

2級への技法

大駒を働かせない

町道場の駒落ち対局で、有段者の方に2枚落ちで指導していただきました。2枚落ちとなると、4枚落ちや6枚落ちのようには、簡単に端を突破できません。そうは言っても、こちらとしては、なんとか飛車や角を成りこませたい。歩を進め、銀を繰り出し、桂馬も跳...
3級への技法

指し手の一貫性

私はこのところ連敗続きです。対局を振り返ってみると、指し手に一貫性がないなと思いました。別の言い方をすると、駒の進め方が澱んでいます。たとえば、初めは急戦調で行こうと駒を動かしてゆきますが、相手の駒の動きを見て、自分からの攻撃を控え、持久戦...
1級への技法

相手の仕掛けに乗る

将棋で攻めの姿勢を見せることは大事だと思いますが、私の場合、自分から仕掛けてゆくと、上手くゆかないケースも多いです。単に攻めが下手だとも言えますが、攻めが巧い人と比べると、なにか違いがあるような気がしています。最近、その違いの一つは、相手の...
13級への技法

玉の小鬢を開けない

最近の対局で、相手の角の打ち込みによる、王手飛車を4回に1回ほどくらっていることが判明しました。本格的な戦いが始まると、角交換を行ったり、角を切って相手陣に切り込むことがあります。攻めることばかりを考えていたため、渡した角で王手飛車がかかる...
5級への技法

攻め急がない

町道場の駒落ち対局で、基本的には勝てるのだから、そんなに攻め急がなくてよいよ、と指摘されました。すぐに勝ってやろうとか、一撃当ててやろうとか、大技を決めようとか、そういう気持ちは無いのですが、確かに、先に攻めなければ負けてしまうという恐れや...
3級への技法

藤森哲也『将棋放浪記から学ぶ 最速! 最短! わかりやすい将棋の勝ち方』

2024年3月に読んだ本は、藤森哲也『将棋放浪記から学ぶ 最速! 最短! わかりやすい将棋の勝ち方』(マイナビ出版、2021年)です。人気YouTubeチャンネル『将棋放浪記』から選び出された次の一手本です。『将棋放浪記』は、藤森先生が将棋...
3級への技法

中央の歩を突き捨てておく

相手にとって厳しい攻めは、こちらの歩またはと金で相手駒を奪うことです。こちらの歩がそんな状況になるためには、あらかじめ歩を突き捨てておき、垂れ歩をするのが常套手段です。本格的な戦いが始まってしまうと、こちらの歩の突きは、相手に無視されてしま...
13級への技法

相手の飛車先は歩でしっかり守る

相手の飛車先は歩でしっかり守る。その基本中の基本で、2つの対局の勝敗が分かれました。一局は、こちらの金の前に歩を打ってしっかり防御。金をタダ取りされるのを防ぎ、何より相手の飛車が龍に成ってこちらの陣地で暴れまわるのを数手先延ばしにできました...
2級への技法

苦手の戦型を知る

最近すこしスランプ気味で、ぜんぜん勝てなくなりました。そこで対戦相手の傾向を調べてみたところ、その結果に愕然としました。私は居飛車なのですが、対居飛車:4勝4敗対振り飛車:12敗となっていました。自分でも、振り飛車に対してなんとなく戦いにく...
3級への技法

斎藤慎太郎『常識破りの新戦法 矢倉左美濃急戦 基本編』

2024年3月に読んでいる将棋本は、斎藤慎太郎『常識破りの新戦法 矢倉左美濃急戦 基本編』(マイナビ出版、2017年)です。昨年冬から少しずつ読み進めています。読んでは実践で試し、また読み直しをしています。私は居飛車で、相手の振り飛車に苦手...