2023年6月の前半は、負けまくりました。感覚的な勝率は2割(10局中2勝)です。相手が大きな凡ミスをした時か、初心者らしき方にしか勝てませんでした。
振り返ってみると、原因が3つあります。
- 相手の駒の動きを見ていない
- 1つの戦法・手筋にこだわっている
- 攻めていない
相手の駒の動きを見ていない
私は、玉を囲わなかったり、居玉で戦うことが多かったのですが、それだと限界があるなと思ったのが先月。
それで今更ながら、囲いを身につけようとしたのが今月。まずは矢倉と穴熊。練習だと割り切って、序盤はひたすら囲いを進めて、相手の駒の動きをあまり見ませんでした。
将棋ですから相手がいます。相性の悪い戦型/囲いだったり、急戦だったりすれば、ただ単にこちらが囲っても効果が薄いです。相手が序盤に、無理攻め、凡ミスをしても、見逃していたと思います。それらが悪い習慣として身についてしまったのかなと思います。
1つの戦法・手筋にこだわっている
先月の後半は、感覚的な勝率が8割(10局中8勝)でした。自分でもなぜか負ける気がせず、その中で特に上手くいった戦法・手筋が1つありました。私はもともと、得意な戦法・手筋というものを持っていなくて、やっと1つできたとうれしかったです。
それで今月は、その1つの戦法・手筋を念頭におきつつ戦っていたのですが、やはり相手の駒の動き次第。敗因「相手の駒の動きを見ていない」に通じるところがありますが、その戦法・手筋が成立しなかった時に窮してしまったように思います。
攻めていない
負けが続くと、攻めの姿勢が薄れます。どう攻めてよいか分からず、しっかり守ろうの気持ち。無難な駒組みで中盤入り口まで進み、それ止まり。相手がしかけてきたら、逆にほっとする感じ。相手の攻めを上手く受ければ、手駒が増えて、カウンター狙い。
でも100%の受けができるわけはなく、いずれどこかでミスをして、崩されてしまいます。将棋はやっぱり、守っているだけでは勝てません。どこかで自ら攻め、勝負に出ないといけないなと思います。
その他の要因
『将棋ウォーズ』3分は、たしか先月後半から始めました。それまでは10分でしか対局していませんでした。今の私の実力では、3分勝負は雑になる、一本調子の将棋になる。そういう悪いクセが付いてしまうのかなとも思います。
あとは、将棋・対局そのものも、いろいろ忙しくなって、今月に入って減らしています。それも棋力に影響するのかもしれません。
『将棋クエスト』や『将棋倶楽部24』をあまり利用しなくなったのも要因かもしれません。そこでは解析機能も利用でき、それで学んだり反省したりを先月まではしていたように思います。(『百鍛将棋』『将棋ウォーズ』も解析利用できなくないけど、有料ベースだから解析はしていません)
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