2024年5月に読んでいる本は、金井恒太『ひと目の仕掛け 相居飛車編』(マイナビ、2014年)です。
私は居飛車で戦います。相居飛車だと、どうしても、先後同型になったり、膠着状態になって打つ手に困ることも少なくありません。そうすると、私は無理攻めになりがちなので、基礎からきちんと学びたくて本書を読み始めました。
以前、神崎健二『格言・用語で覚える 居飛車の基本手筋』を読みました。そちらも主要な手筋・局面を扱っていますが、本書は相居飛車にしぼりボリュームもある分、かなり網羅的だと思います。相掛かり・角換わり・矢倉・横歩取りをそれぞれ多様に深く取り扱っています。
本書のテーマは相居飛車なので、私には馴染のある局面が多く、効率的に参考になります。そんな手があったのかと目から鱗が落ちること落ちること。皆がこうした手筋を学んでいるとなると、これから先、強敵ばかりだよなと思います。
参考