角換わり、拒まれる

二段への技法

数カ月前から角換わりの戦いに興味がわいた私は、その戦法書を読んでいます。新しい手筋をいくつか学んだので、最近の対局では角交換を挑むようにしています。

ただ、体感的には7割以上の方が、序盤での角交換、すなわち角換わりを拒んできます。歩ですっと壁を作って、ゆっくり戦おうよといった具合です。

私は角道を開けたまま、角交換しようよと呼びかけ続けますが、相手からは断固無視な印象です。じっくり雁木に構えられて、序盤が進行してゆくことが多い。対抗型では尚更です。美濃にしっかり囲ってからでないと、相手は角道を開けてこない。中盤以降であれば、角交換も極普通に頻繁に行われるのに、なぜか序盤では角交換が嫌われている。

プロ棋士同士の対局を見ていると、序盤早々から角交換になることが多い。少なくとも角道は閉ざさず「角交換したければ、お前から角交換して来いよ」と受けて立つ姿勢を目にしていたので、アマチュアの対戦では(少なくとも二段~四段)、こうも角換わりが好まれていないのは意外と言えば意外でした。

たしかに、少し前の私も、どちらかと言えば持久戦好みであり、角道を閉ざすことも少なくなかった。角換わりの対局になった後の手詰まり感、先後同型感も難しいと感じていました。

こちらの角道が開いていて、相手の角道が閉じている。これは、相手の角が使えていないのと一緒、極端に言えば角落ちで戦っているのに近いという感覚も得ています。プロ棋士が意地を張り合うように角道を閉ざさないのは、互いの手持ちに角という切り合いの種を背負っても、戦力の均衡を保つためなのかなと想像します。

こうなれば、歩損でもいいから相手の角道を開けてやる。一手損でもいいから、どんどん角換わりを挑んでやる。最近そんな気分になっています。

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