2級への技法 勝ち切るのも大変 竜や馬を作って、優勢や勝勢になったとしても、そこから勝ち切るのも将棋は大変だなと、最近つくづく思います。どうしてそうなってしまうのかなと反省してみたところ、私の場合、たいてい自玉の薄さが災いしているようです。相手が矢倉や美濃囲いで、こちらが... 2024.07.16 終盤2級への技法
2級への技法 壮大な詰将棋 私は最近の対局で、中盤以降、これは壮大な詰将棋を解いているのだと思って、将棋を指すようにしています。というのも、対局した棋譜をAI解析してみたところ、十数手の詰み、二十数手の詰みというのがざらにあることに気づいたからでした。中盤以降、竜や馬... 2024.07.10 中盤2級への技法
2級への技法 将棋は、逆転のゲームなのか 将棋は逆転のゲームと言われることがありますが、それは本当でしょうか。私は初心者の頃から、ずっと不思議に思っていました。アマチュア同士の対戦だから、見逃しやうっかりがあって、それが逆転につながることが多いのだろう、だから、将棋は逆転のゲームと... 2024.06.26 終盤2級への技法
2級への技法 増田康宏『増田康宏の新・将棋観 堅さからバランスへ』 2024年5月の呼んだ本は、増田康宏『増田康宏の新・将棋観 堅さからバランスへ』(マイナビ出版、2018年)です。私は居飛車で戦いますが、玉の囲いがいまだに固定されていません。もちろん、相手の出方によって変えるのも普通だと思いますが、自分の... 2024.05.29 将棋の本将棋本レビュー(総論)序盤2級への技法
2級への技法 リスクを天秤にかける 最近の対局では、ここが勝負の分かれ目かなと思うところが、以前よりも少し早くなりました。かつては中盤の後半で考え出すならば、最近は中盤の前半で考え出している気がしています。形勢に優劣がいくらかつき始めた時点で考え出すのか、その小さな差さえもま... 2024.05.22 中盤2級への技法
2級への技法 二枚替えの怖ろしさ 良い勝負だと思っていた将棋が、二枚替えによって形勢に差がつくことがある、と最近の対局で身に沁みました。相手が角や飛車を切って来て、こちらの駒を二枚を得る。大駒が手に入ったと素直に喜べるかと言うと、そうでもない。駒が二枚剥がされるということは... 2024.05.17 中盤2級への技法
2級への技法 十数手の詰み 実戦の中では、十数手の詰みは頻繁にあるものだ、と最近気づきました。少し前に棋譜解析に『水匠』を導入したところ、十数手の詰みが、一局の中でお互いに2回ほど発生していることが多々ありました。私の場合、対戦相手は2級前後の方が多いです。さすがに7... 2024.05.16 終盤2級への技法
2級への技法 高段者の戦いを見た 高段者同士の戦いを『81Dojo』で見みました。一般的に、高段者とは、将棋アマ四段以上を指すようです。私の知っている将棋とはまったく異なる様相で、とてもびっくりしました。YouTuberの将棋実況もいくつか見ていますが、『将棋ウォーズ』10... 2024.05.14 おすすめ記事中盤2級への技法
2級への技法 金井恒太『ひと目の仕掛け 相居飛車編』 2024年5月に読んでいる本は、金井恒太『ひと目の仕掛け 相居飛車編』(マイナビ、2014年)です。私は居飛車で戦います。相居飛車だと、どうしても、先後同型になったり、膠着状態になって打つ手に困ることも少なくありません。そうすると、私は無理... 2024.05.13 中盤将棋の本将棋本レビュー(次の一手)2級への技法
2級への技法 利かし 最近、中盤の戦いで、まず歩を叩く筋がないか、場合によっては銀や桂馬を捨ててでも良い局面にできないか、と以前よりは多く考えるようになりました。相手も卒なく駒組みしてくれば、そうそう上手い攻め口はありません。本格的に攻めるためには飛車角銀桂を連... 2024.05.03 中盤2級への技法