2級への技法 今すぐ打つべき手なのか 打とうと思う手が、今すぐ打つべき手なのか、よく考えなさい、と町道場で指摘されました。それはつまり、より優先度の高い手があるのではないか、より厳しい手があるのではないか、という視点を絶えずもつ、ということだと思います。一見したところ自然に見え... 2024.02.27 2級への技法中盤
2級への技法 感覚を研ぎ澄ましてゆく 将棋の初心者だった頃は、毎日のように、新しい技や駒の使い方の発見がありました。いくらか上達した最近では、具体的な手筋を覚えるということは減りました。それよりは、戦いの中での感覚、気配、呼吸、間合い、嗅覚、視点、大局観、勝負勘、バランス、タイ... 2024.02.12 2級への技法中盤
2級への技法 バラすと裸の王様 相手の囲いを崩してゆくなかで、駒と駒をぶつけ合ってバラすかどうか、私は以前から悩んでいました。攻めの棋風を伸ばしてゆくなかで、そんなシーンに出会うことも多くなりました。いまだに踏み込めず、バラさずに別の手を選ぶことが多いです。特にこちらの竜... 2024.02.09 2級への技法終盤
2級への技法 中盤以降は緩手もダメ 最近の対局で、こんな悔しいことがありました。こちらがかなりの優勢で、これから相手玉を寄せに行くところです。まだ少し相手陣が固いと見え、相手玉の逃げ道もあったので、前もって挟撃体制を敷こうと、逆側に駒を放ちました。けれど、その駒打ち自体は、相... 2024.01.22 2級への技法中盤
2級への技法 細い攻めとは 穴熊という囲いを知った頃から、将棋の細い攻めとは、どういうものだろうか、とずっと考えています。守り重視で囲いに金銀4枚使ってしまったら、いったいどうやって攻めるのだろうか。飛角銀桂が各1枚使えるとしても、相手陣を突破できるのだろうか。銀の2... 2024.01.19 2級への技法中盤
2級への技法 玉を深く囲っておく 玉を深く囲っておくことの大切さが、最近、私にもより分かってきました。将棋で守ってばかりいては勝てないと思い、自分から攻めの姿勢で進めてゆきますが、どうしたって、攻めが簡単に成功したり、あるいは、1つも駒を相手に渡さずに済んだりはしません。攻... 2024.01.18 2級への技法序盤
2級への技法 相手の手を消す 相手の攻撃を未然に防いでおく手が、将棋には大事だなと最近つとに感じます。特に序盤ではそうです。たとえば、相手の銀の進出を防ぐため、歩を突いておく。両取りの桂をくらわないよう、駒の配置を変えておく。今は角交換しても不利になるので、角道を再度ふ... 2023.12.14 2級への技法序盤
2級への技法 佐藤天彦『天彦流 中盤戦術』 2023年9月に読了した本は、佐藤天彦『天彦流 中盤戦術』(NHK出版、2017年)です。序盤で駒組みがおわって、そろそろ中盤。でも、中盤でどうやって攻めたらよいか、リードを奪うにはどうしたらよいかに、私は最近悩んでいます。中盤を解説した棋... 2023.10.06 2級への技法中盤将棋の本将棋本レビュー(中盤)
2級への技法 あらきっぺ『終盤戦のストラテジー』 2023年6月に読んでいる将棋本は、あらきっぺ『終盤戦のストラテジー』(2021年、マイナビ将棋BOOKS)です。あらきっぺさんは著作が今のところ3つあって、これは第2作目です。どれもおすすめですが、今の私にはぴったりの内容でした。(私は、... 2023.06.30 2級への技法おすすめ棋書将棋の本将棋本レビュー(終盤)終盤