2級への技法

2級への技法

粘りのある形

最近、対振り飛車戦で勝てなくなりました。私は居飛車で戦いますが、少し前までは、対居飛車よりも戦いやすいと感じていました。どうしてなのかと振り返ってみたところ、たいていの場合、お互いに竜を作り合っていました。こちらが先に竜を作って敵陣突破して...
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週刊将棋『将棋・ひと目の端攻め』

2024年10月に取り組んでいる棋書は、週刊将棋(編)『将棋・ひと目の端攻め』(毎日コミュニケーションズ、2008年)です。私は、端攻めが苦手でしたが、それではいけないと数カ月に思い、本書を手に取りました。平均すると毎日3問くらいずつ解いて...
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動かせない駒を探せ

将棋は、簡単に敵陣への突破や囲いの瓦解とはなりません。1つ1つ確実に崩してゆくしかない、というのが現実だと思います。ある程度、駒組みが進むと、相手陣はどうしても強固に見えてしまいます。実際、正面から駒をぶつけていっても、駒損に終わるだけのこ...
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相手の歩の裏側

最近、私の中で、攻めの手を探す時に「相手の歩の裏側、相手の歩の裏側」と呪文のように唱えています。終盤において、厳しい攻めは、相手の玉頭付近の歩の裏側を攻める事ではないかと思っています。相手の歩がもう受けには効かない箇所、相手の玉や金銀に直接...
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増田康宏『堅陣で圧勝! 対振り銀冠穴熊』

2024年9月に読んでいる将棋の本は、増田康宏『堅陣で圧勝! 対振り銀冠穴熊』(マイナビ出版、2017年)です。私はどうやら持久戦が向いているらしいと先月に分かったので、より堅い囲いを目指そう、どうせなら穴熊だ、と本書を手に取りました。穴熊...
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対局より事前勉強

私はいま、1日の対局数を基本3局としています。『将棋ウォーズ』で無料で対戦できる分だけです。1年くらい前までは、対局すればするだけ学ぶものが多かった記憶がありますが、半年ほど前から(3級に上がった頃から)、その効果・効率がだいぶ落ちてきてい...
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あえて連結駒を狙う

相手の守備駒を攻める際に、私は最近、あえて連結されている駒を狙うことも視野に入れるようにしました。少し前までは、駒同士が連結されているのだから、片方の駒を取ってもすぐに取り返される。だから、そんな強固な所を攻めるだけ無駄だと考えがちでした。...
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安全に勝ちたいという恐れ

自分の将棋の弱さの根本は何だろうかと最近よく考えます。至った結論は、私の中には、安全に勝ちたいという恐れがある、というものです。慎重に考えて堅実な手を打っていって勝つぞ、という棋風や意気込みではないのです。単に恐れ、です。後ろ向きな出発点な...
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自分の棋風を今更ながら知る

将棋ウォーズで対局した後、棋譜解析をして振り返っていますが、その際に下記サイトを利用させていただくことがあります。将棋ウォーズ棋譜検索 - SHOGI-EXTENDそこでは各自の戦績や傾向もまとめられているのですが、ふと見た項目が気になって...
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どうしたら速い攻めができるか

最近、速い攻めとは何か、について考えています。こちらが先に竜を作って優勢や勝勢だと思っていたのに、相手の方も寄せてきて負けてしまった対局が続いたからです。理由の一つ目は、攻めっ気の差だと思います。私は元々、受けてしまう傾向が強いです。相手が...