相手の駒の前に、歩を突く。
相手の駒が、その歩を取れば、元いた場所から進む。
取りたくない、取れないと思って、避ければ、やはり元いた場所からずれる。
取られてもかまわないと、取られてしまえば、こちらの駒台に移動する。
歩によって、相手に問いかける。動きますか、どうしますか。
答えはほぼ決まっている。いずれの回答でも、動く。
問いかける前の局面とは、たとえ1マスとはいえ、違ってくる。
歩は、相手の駒に動いてもらうチケット。
持ち駒の歩の枚数は、そのチケットを使って、相手に動いてもらえる回数。
最近、そう考えて盤面を見渡して、局面を打開できることが増えました。
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