2級への技法

二手スキは凄い

最近、相手と切り合う終盤を迎える将棋が増えてきました。どちらも竜や馬を作っていて、囲いが半崩れな状況です。こうなると、どちらが効果的で速く相手玉を詰ませられるかの勝負になります。この時に、自玉にどれだけの余裕があるか。自陣を顧みず、攻めに専...
3級への技法

急所は見えるが、手が伸びない

町道場の駒落ち対局で、絶好の機会を見逃す対局が数回続きました。私は下手を持ちますので、当然、こちらが有利です。中盤まで良い駒組みを進めていて、ふと、上手が隙を見せました。私が角を切って襲いかかれば、王手十字飛車が決まる局面でした。けれど私は...
5級への技法

左美濃と構えの低さ

囲いの種類に、左美濃があると知ったのは、対振り飛車戦で苦戦していた時期でした。町道場の上手に教えていただきました。振り飛車の代表的な囲い、美濃囲いは、早く構えられて、飛車の横効きに強い。居飛車の私には羨望をいだかせる囲いでした。そんな囲いが...
記録

2024年11月の棋力:2級

将棋のアマ初段になることを目指して勉強しています。『将棋ウォーズ』10分の級位を、現在の棋力・級位として記録しています。2024年11月は2級です。先月の振り返り将棋ウォーズで2級になりました。3カ月ほど前から昇級のチャンスがありましたが、...
8級への技法

初手2六歩

私は居飛車で将棋を指しますが、最近はずっと、初手2六歩としています。初心者の頃から、初手は2六歩でした。けれど、調子を落としていた一時期は、角道を開けるタイミングやら、相手の戦型やらを気にしたりして、他の初手を指していました。それが、いつか...
5級への技法

一歩をケチるな

プロ棋士同士の対戦では、たとえ一歩でも差がついてしまうと、そこから徐々に引き離されてしまうこともあると聞きます。けれど、アマチュア、まして級位者同士の対戦では、歩一枚を取られたからといって、将棋が終わってしまうということは、少なくとも序中盤...
5級への技法

及川拓馬『最強の終盤 詰みと寄せの最重要手筋104』

2024年10月に読んでいる将棋本は、及川拓馬『最強の終盤 詰みと寄せの最重要手筋104』(マイナビ出版、2017年)です。私に足りない終盤力を強化するために本書を購入しました。他の詰将棋本も解いているのですが、私には難易度がやや高いです。...
2級への技法

踏み込め、受けるな

将棋の終盤では、踏み込め、受けるな。この言葉をしばらくの間、自分の中で格言にして戦ってゆきたいです。最近の対局で、どちらが勝ってもおかしくない終盤を迎えていましたが、そこで私は受けの手を選びました。一応しっかり読みを入れて、相手玉にまだ詰め...
8級への技法

飛車を振ってみた、其の二

私は居飛車で戦いますが、振り飛車側の視点や気持ちが知りたくて、また飛車を振ってみました。半年程前に初めて振ってみた時の第一印象は、序盤は盤面左側がとても窮屈だ、でした。駒組みや攻撃を進めて、攻め駒たちを早く捌いてしまいたい、と思いました。今...
2級への技法

もう桂香を拾わなくてもよい

最近の将棋で、竜で相手の桂香を奪っている間に、形勢・速度の逆転を生み出してしまい、負けた対局が続きました。対局後に棋譜解析を行ってみたところ、竜と手持ちの駒だけで、相手玉を際どい所まで寄せられた状況でした。もう新たな桂香を拾わなくても良かっ...