3級への技法 手詰まりなら囲いを強化する 将棋の中盤の入り口で、どうにも良い手が浮かばない、どこから攻めてよいのか分からない、という局面は少なくと思います。そういう場合、イマイチの手段で攻め立てるよりは、自玉をより強固に囲うことを目指す方が良い、と最近思うようになりました。穴熊や銀... 2024.02.10 中盤3級への技法
3級への技法 仕掛けに名前が欲しい 最近の対局では、できるだけ自分から積極的に攻めるようにしています。1つの仕掛け方がいくらか身についてきたので、バリエーションを増やそうと、他の仕掛け方も勉強しています。すると、将棋の攻め方には、いくつか共通点があるように思えてきました。どん... 2024.01.23 中盤3級への技法
3級への技法 総力戦の反動 攻め将棋にしても、受け将棋にしても、全力で立ち向かうと、反動が大きいです。私は以前、受け将棋の棋風が強く、相手からの攻撃をぜんぶ受け止めようとしてきました。相手の攻撃を凌げれば、持ち駒が増え、こちらからカウンターを狙えます。ただし守りきれな... 2024.01.16 中盤3級への技法
3級への技法 仕掛けが発動できない時 最近、得意な仕掛けが、私の中でも少しずつできてきました。それと同時に、その仕掛けをそもそも発動的ない時に、どうしたらよいか迷う、という新しい悩みも出てきています。たとえば、桂馬を使う手筋なのに、歩突きがしにくく、桂馬を進出できないといったケ... 2024.01.11 中盤3級への技法
3級への技法 あらきっぺ『現代振り飛車の絶望、そして希望』 2023年12月に読んだ本は、あらきっぺ『現代振り飛車の絶望、そして希望』(マイナビ出版、2023年)です。あらきっぺさんの4作目です。前3作も私は読んでいて、すっかりファンになっています。絶対読みたくなるなあのタイトルに、まずやられてしま... 2024.01.06 おすすめ棋書将棋の本将棋本レビュー(総論)序盤3級への技法
3級への技法 攻めのギアチェンジ 最近の私は、攻め将棋に励んでいます。攻めの流れは、大きく次の6段階があるように思っています。(1)仕掛ける箇所を探る段階(2)相手の陣形を乱す段階(3)拠点や成駒を作る段階(4)駒得を目指す段階(5)相手の囲いを崩す段階(6)相手玉を寄せる... 2024.01.05 3級への技法
3級への技法 詰将棋的な思考 最近の対局で、相手玉を寄せにゆくとき、銀のタダ捨てをしました。局面と、自分の持ち駒と、相手の持ち駒とを確認したのは一瞬だけ。思わずそう指してしまったのですが、それが最善だったようです。自分でもびっくりです。私は最初、詰将棋はパズルのようで好... 2023.12.28 終盤3級への技法
3級への技法 持久戦か、急戦か 将棋の戦い方を解説したり分類したりする時に、持久戦か急戦かを区別する意味を、私はよく分かっていませんでした。そもそも持久戦と急戦を区別する指標もよく分かりませんでした。けれど、最近、序盤強化の勉強を進めるうちに、たとえ、序盤であっても何気な... 2023.12.25 序盤3級への技法
3級への技法 どこが筋か 町道場の指導対局や高段者の解説では、「ここが筋だよね」「急所はそこ」「一目、歩を叩きたい」といったセリフがぽんっと出てきます。その方向で指し進めてゆくと、たしかに局面が優勢になったり、相手の陣形を崩すきっかけになったりしているのです。私のよ... 2023.12.22 中盤3級への技法
3級への技法 攻めた方が勝ちやすいは本当か 最近の私は、守りの将棋から、攻めの将棋に転換してみました。駒組みが完了したら、できるだけ自分から仕掛けてみています。将棋は、攻めた方が勝ちやすいと聞きますが、それは本当でしょうか。私の場合、自分より強い人、2つほど級位が上の方との対戦で、現... 2023.12.21 終盤3級への技法