3級への技法 良い手を狙わない このところ、自分から攻め始めるということをテーマに将棋を指しています。鬼殺しのような大技とはゆきませんが、相手が気づかなかったり受け間違えたりすれば、龍を作れるかな、成駒を作れるかなの攻めを狙ってみます。けれど、そんな簡単にはゆきません。か... 2023.12.15 3級への技法中盤
3級への技法 取ってもダメ、取らなくてもダメ 攻めている時に、相手にとってもっとも悩ましい手は、取ってもダメ、取らなくてもダメな一手だと思います。たとえば、歩を進め、相手の銀にぶつける。歩を取れなくはないが、とったら銀ばさみにあってしまう。けれど、相手の歩の進出も許したくはない。飛車の... 2023.12.03 3級への技法
3級への技法 詰めろの意識 最近、詰めろを見逃して、逆転負けをしてしまう将棋が続きました。感想戦をしていて「あっ、即詰みで、勝っていたじゃないか」と気づくのは、悔しいものです。中盤で本格的な戦いが始まり、駒のやり取りが行われます。そこが主戦場なので、譲れない、負けられ... 2023.11.22 3級への技法終盤
3級への技法 退屈な序盤 私はどうも、序盤で将棋をダメにしてしまう傾向があるようです。負けた将棋のうち、中盤や終盤で悪くするより、序盤で早くも劣勢になる方が多いです。囲いでいくらか覚えがあるのは、矢倉と右玉の2つだけ。ですが、これでは上手く対応できない場合、あるいは... 2023.11.20 3級への技法序盤
3級への技法 序盤での出遅れ 町道場で、序盤で出遅れないようにした方がよい、と指摘を受けました。たとえば、角道を開けるのが遅い。居飛車の場合、右銀の活用が遅い。相手の歩に位取りを許してしまう。桂馬が跳ねられるスペースを確保していない。相手の銀を5段目に進出させてしまう。... 2023.10.29 3級への技法序盤
3級への技法 右玉と駒のさばき 最近、玉の囲いで「右玉」を覚えました。私は居飛車なのですが、飛車が使えていない、右桂馬が使えていない、と悩んでいました。初めから右玉を覚えようとしたわけではなく、桂馬をとりあえず跳ねる、銀で桂頭をカバーする、飛車を下段に構える、としていった... 2023.10.14 3級への技法序盤
3級への技法 駒を足せ 終盤になり玉を寄せてゆく場面では、駒を足すことを考えた方がよい、と町道場で教わりました。たとえば、自玉が寄せられている局面で、こちらの守りの金銀に、相手が攻め駒をぶつけてくる。相手の攻め駒を取ることもできるが、たいてい、その駒は紐づけられて... 2023.10.12 3級への技法おすすめ記事終盤
3級への技法 歩を叩く筋がないか 将棋の特に終盤では、歩を叩く筋がないか。それをまず考えてみなさい、と町道場で教わりました。寄せの段階でも、あるいは、それ以前の拠点作りの段階でも、まず歩だ。桂馬や香車も候補だが、使わなくても済むならば使わない方がよい、と習いました。相手玉を... 2023.09.29 3級への技法おすすめ記事終盤
3級への技法 巧みに歩を突くだけでよい 将棋で、歩はもっとも移動させることが多い駒です。その歩を巧みに突くことができれば、それだけで優勢に持ち込めます。駒落ち対局や、強い将棋AIと勝負しているときなど、特にそれを感じます。巧みに歩を突ければ、もうそれだけで上級者・上手ということな... 2023.09.26 3級への技法序盤
3級への技法 羽生善治『上達するヒント』 2023年9月に読んでいる将棋本は、羽生善治『上達するヒント』(浅川書房、2005年)です。本書は、手筋というよりは、将棋全体の考え方を解説してくれています。具体例がアマチュアの対戦棋譜です。プロ同士の棋譜では、お互いに隙が見えない高度な局... 2023.09.15 3級への技法おすすめ棋書中盤将棋の本将棋本レビュー(総論)序盤終盤