中盤

3級への技法

仕掛けのパターンを持つ

最近、攻め将棋に励んでいますが、ほとんど上手くゆきません。どうして上手くゆかないかというと、自分なりに試しているからだ、と、ある時ふいに気づきました。級位者が考えた攻めなど、早々上手くゆかないし、戦果も大したことはないのです。定跡書や戦法書...
3級への技法

さりげなく歩を突き捨てておく

自分から攻めていって、後からしばしば思うのは、この筋の歩を突き捨てておくべきだった、ということです。垂れ歩や、たたきの歩をしたいのに、二歩になってしまうのでできない。そこで攻めが途切れてしまったり、代わりに中駒・大駒を投入したりで、攻撃が大...
3級への技法

良い手を狙わない

このところ、自分から攻め始めるということをテーマに将棋を指しています。鬼殺しのような大技とはゆきませんが、相手が気づかなかったり受け間違えたりすれば、龍を作れるかな、成駒を作れるかなの攻めを狙ってみます。けれど、そんな簡単にはゆきません。か...
5級への技法

自分から仕掛けて、小競り合い

私の棋風は、守りが主体です。最近、それではこれ以上の将棋の上達が望めないかなと悩みだし、攻め将棋にも取り組んでみることにしました。自陣の守備がある程度整った段階で、自分から仕掛けて、小競り合いを始めてみます。ところが、やはり上手くゆかない。...
8級への技法

大平武洋『これだけで勝てる 将棋 序・中盤のコツ』

2023年11月に読んでいる本は、大平武洋『これだけで勝てる 将棋 序・中盤のコツ』(マイナビ出版、2018年)です。自分の対局を見直していて、序盤からダメにする、上手くゆかないのが課題だなと思って読み始めました。初級者、級位者向けの本です...
13級への技法

交換するなら先に取れ

将棋の中盤では、銀や桂馬、角の交換を求められる局面があります。それなりに強力な駒ですので、それがお互いに持ち駒になるというのは、次から形勢が大きく動き出すことにつながります。もし、相手から駒の交換を持ち掛けられた場合、基本的には自分から先に...
8級への技法

どうやって攻めたらよいか、其の三

将棋の初心者を脱してきた私でしたが、依然として、どうやって攻めたらよいのか悩み続けていました。最初に思いついた攻めの方針は「相手玉を直接ねらう」「龍を作る」「相手飛車をねらう」の3つです。次に考えた攻めの方針は「駒得をめざす」「歩を捨てる」...
13級への技法

取れる歩は取っておく

相手の歩は、取れるうち取っておく。まずそれから考えてみなさい、と町道場で習いました。たとえば、お互いの歩と歩がぶつかって、まだ取らなくても大丈夫だろうと軽く見過ぎると、相手の攻めを1手許したことになる。その歩がさらに1マス2マスと進み、6段...
2級への技法

佐藤天彦『天彦流 中盤戦術』

2023年9月に読了した本は、佐藤天彦『天彦流 中盤戦術』(NHK出版、2017年)です。序盤で駒組みがおわって、そろそろ中盤。でも、中盤でどうやって攻めたらよいか、リードを奪うにはどうしたらよいかに、私は最近悩んでいます。中盤を解説した棋...
3級への技法

羽生善治『上達するヒント』

2023年9月に読んでいる将棋本は、羽生善治『上達するヒント』(浅川書房、2005年)です。本書は、手筋というよりは、将棋全体の考え方を解説してくれています。具体例がアマチュアの対戦棋譜です。プロ同士の棋譜では、お互いに隙が見えない高度な局...