8級への技法

桂馬と壁外

最近の対局で、相手に敵陣突破され、こちらの囲いを崩しに迫られました。守りを固めようと、持ち駒の中から桂馬を使いましたが、これがとんと役立ちませんでした。桂馬の守りは、自陣内に入って来ようとする敵の駒には働きますが、一度侵入してきた駒には無力...
記録

2025年1月の棋力:2級

将棋のアマ初段になることを目指して勉強しています。『将棋ウォーズ』10分の級位を、現在の棋力・級位として記録しています。2025年1月は2級です。先月の振り返り3か月ほど前に、2級に昇級してから、一進一退です。達成率はなかなか上がってゆかず...
2級への技法

藤井猛『角交換四間飛車を指しこなす本』

2024年12月に読んでいる将棋の本は、藤井猛『角交換四間飛車を指しこなす本』(浅川書房、2014年)です。私は基本的に居飛車で戦いますが、対右四間飛車の時だけ、四間飛車を採用することが増えています。そう思って、四間飛車に構えたところ、相手...
2級への技法

玉頭をこじ開けろ

将棋の大きな戦い方として、最近、選択肢に入れているのは、相手の玉頭をこじ開けることです。飛車を成り込んで竜を作ったり、角の効きを活かしつつ相手陣を削っていったりすることが、将棋の王道の戦い方と思っています。ただ、当然、相手もそれには十分警戒...
5級への技法

迷走した陣形

最近の負けた対局を振り返ると、たいてい、しっかり名のついた囲いに組めていませんでした。自己流に組んだというより、対局の流れの中で、定番の囲いへの組み上がりができない状況になっていました。どうして、そんな不安定な陣形に組んでしまったのかと言う...
2級への技法

玉だけで紐づけられている駒

最近の終盤戦で目を向けることにしているのは、玉だけで紐づけられている駒です。もし、桂馬で王手をかけられたりして、玉が避けてしまうと、その駒はぽつんと取り残されます。そう遠からず、餌食となる可能性が高い。玉以外の駒で連結されているのならば、基...
2級への技法

なぜ底歩なのか

負けにくい将棋を目指そうと、最近、心掛けているのは、底歩。底歩という言葉は知っていたものの、これまで私は意外と使っていませんでした。もし、ぽつんと取り残された金がいたならば、手厚く守ろうと、銀を打ち付けたりして補強していました。ですが、急場...
3級への技法

美濃囲いより堅い囲いとは

最近、どんな囲いがよいのか、また悩みだしています。特に対振り飛車戦が悩ましい。私は居飛車を持ちますが、相手はたいてい美濃囲いに構えてきます。美濃囲いは、組み易いわりには、とにかく堅い印象です。あれこれ色々と試してみましたが、舟囲いや左美濃で...
3級への技法

壁銀の形が悪い

最近の悔しい敗着は、壁銀の形でした。壁銀が良くないとは知っていましたが、対局の流れ上、そうなりました。馬を自陣に引いたのですが、その位置が壁銀と同じ位置。銀じゃなくて馬だから大丈夫かなと思いつつ、一抹の不安あり。馬を動かそう動かそうと思いな...
3級への技法

まず竜の横効きを止める

相手に竜を作られたら、まず、その横効きを止める。竜を活かした王手がかからないようにする。これを心掛けて中終盤に臨んだところ、いくらか粘りのある戦いをすることができました。以前の私だったら「もうダメだ、こうなれば攻め合いだ」と投げ出すように攻...