3級への技法

仕掛けに名前が欲しい

最近の対局では、できるだけ自分から積極的に攻めるようにしています。1つの仕掛け方がいくらか身についてきたので、バリエーションを増やそうと、他の仕掛け方も勉強しています。すると、将棋の攻め方には、いくつか共通点があるように思えてきました。どん...
2級への技法

中盤以降は緩手もダメ

最近の対局で、こんな悔しいことがありました。こちらがかなりの優勢で、これから相手玉を寄せに行くところです。まだ少し相手陣が固いと見え、相手玉の逃げ道もあったので、前もって挟撃体制を敷こうと、逆側に駒を放ちました。けれど、その駒打ち自体は、相...
1級への技法

石川泰『将棋 とっておきの速度計算 ー逆転負けを減らす5つのパターンー』

2023年12月に読んだ将棋本は、石川泰『将棋 とっておきの速度計算 ー逆転負けを減らす5つのパターンー』(マイナビ出版、2021年)です。気になるタイトルだったので、ずっと前から購入しようか迷っていました。最近、自分からも積極的に攻めるよ...
2級への技法

細い攻めとは

穴熊という囲いを知った頃から、将棋の細い攻めとは、どういうものだろうか、とずっと考えています。守り重視で囲いに金銀4枚使ってしまったら、いったいどうやって攻めるのだろうか。飛角銀桂が各1枚使えるとしても、相手陣を突破できるのだろうか。銀の2...
2級への技法

玉を深く囲っておく

玉を深く囲っておくことの大切さが、最近、私にもより分かってきました。将棋で守ってばかりいては勝てないと思い、自分から攻めの姿勢で進めてゆきますが、どうしたって、攻めが簡単に成功したり、あるいは、1つも駒を相手に渡さずに済んだりはしません。攻...
8級への技法

少し強い人と対局する

将棋の初段を目指す上達方法のひとつとして、強い人と対局するのが良い勉強になる、と聞きます。いくつかの書籍やブログで触れられていて、効果のある勉強方法なのだと思います。初心者であれば、棋書等で基本的な囲いや手筋を学んだ方が、効率が良いと思いま...
3級への技法

総力戦の反動

攻め将棋にしても、受け将棋にしても、全力で立ち向かうと、反動が大きいです。私は以前、受け将棋の棋風が強く、相手からの攻撃をぜんぶ受け止めようとしてきました。相手の攻撃を凌げれば、持ち駒が増え、こちらからカウンターを狙えます。ただし守りきれな...
13級への技法

藤井猛『藤井猛の攻めの基本戦略』

2023年12月に読んだ本は、藤井猛『藤井猛の攻めの基本戦略』(NHK出版、2014年)です。NHKの将棋講座の内容に加筆して書かれたものだそうです。私は、数カ月前から攻めの棋風を強くしたいと思い始め、攻めの基本中の基本から学びたいと読み始...
13級への技法

自己流で囲わない

将棋の囲いには、いくつか種類がありますが、有名な囲いは、やはり優秀だと最近つとに思います。マイナーな囲いもそこそこ固いですが、やはりどこか難点や欠点があります。もちろん、自己流の囲いはもっての他。私は初心者の頃、有名な囲いといえども一長一短...
3級への技法

仕掛けが発動できない時

最近、得意な仕掛けが、私の中でも少しずつできてきました。それと同時に、その仕掛けをそもそも発動的ない時に、どうしたらよいか迷う、という新しい悩みも出てきています。たとえば、桂馬を使う手筋なのに、歩突きがしにくく、桂馬を進出できないといったケ...