最近、得意な仕掛けが、私の中でも少しずつできてきました。
それと同時に、その仕掛けをそもそも発動的ない時に、どうしたらよいか迷う、という新しい悩みも出てきています。
たとえば、桂馬を使う手筋なのに、歩突きがしにくく、桂馬を進出できないといったケースです。あるいは、歩を突き捨てたいのに、相手が取ってくれないといったケースです。
手待ちをしていても、相手の陣形が強固になったり、相手からの仕掛けが始まってしまいます。なので、今のところ、無理繰り攻めてしまうことが少なくないのですが、やはり、結果的には上手くゆかない、かえって猛反撃をくらうことも少なくありません。
私の攻めは、守破離で言えば、まだ守の段階だということです。戦法書で浅く覚えた手筋を使うだけ、深く広い応用が利かないのだと思います。
打開策としては、次の4つが今のところ浮かんでいます。
・特定の手筋の枝葉までとことん学ぶ。相手の出方による対応法を事前に調べ尽くしておく。いわゆる研究と言える方法でしょうか。
・まったく別の仕掛けのパターンを増やす。ある仕掛けが上手く発動できなくても、その局面は、別の仕掛けにとっては有利な条件かもしれない。
・戦型=飛車の位置を変えても戦えるようにする。私は居飛車ですが、2筋以外でも使えるようにする。
・穴熊や銀冠などを目指し、自陣の強化に取り組む。
まだまだ自分の勉強不足と、将棋の奥深さを知る、毎日です。
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