2級への技法

2級への技法

あえて連結駒を狙う

相手の守備駒を攻める際に、私は最近、あえて連結されている駒を狙うことも視野に入れるようにしました。少し前までは、駒同士が連結されているのだから、片方の駒を取ってもすぐに取り返される。だから、そんな強固な所を攻めるだけ無駄だと考えがちでした。...
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安全に勝ちたいという恐れ

自分の将棋の弱さの根本は何だろうかと最近よく考えます。至った結論は、私の中には、安全に勝ちたいという恐れがある、というものです。慎重に考えて堅実な手を打っていって勝つぞ、という棋風や意気込みではないのです。単に恐れ、です。後ろ向きな出発点な...
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自分の棋風を今更ながら知る

将棋ウォーズで対局した後、棋譜解析をして振り返っていますが、その際に下記サイトを利用させていただくことがあります。将棋ウォーズ棋譜検索 - SHOGI-EXTENDそこでは各自の戦績や傾向もまとめられているのですが、ふと見た項目が気になって...
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どうしたら速い攻めができるか

最近、速い攻めとは何か、について考えています。こちらが先に竜を作って優勢や勝勢だと思っていたのに、相手の方も寄せてきて負けてしまった対局が続いたからです。理由の一つ目は、攻めっ気の差だと思います。私は元々、受けてしまう傾向が強いです。相手が...
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勝ち切るのも大変

竜や馬を作って、優勢や勝勢になったとしても、そこから勝ち切るのも将棋は大変だなと、最近つくづく思います。どうしてそうなってしまうのかなと反省してみたところ、私の場合、たいてい自玉の薄さが災いしているようです。相手が矢倉や美濃囲いで、こちらが...
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壮大な詰将棋

私は最近の対局で、中盤以降、これは壮大な詰将棋を解いているのだと思って、将棋を指すようにしています。というのも、対局した棋譜をAI解析してみたところ、十数手の詰み、二十数手の詰みというのがざらにあることに気づいたからでした。中盤以降、竜や馬...
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将棋は、逆転のゲームなのか

将棋は逆転のゲームと言われることがありますが、それは本当でしょうか。私は初心者の頃から、ずっと不思議に思っていました。アマチュア同士の対戦だから、見逃しやうっかりがあって、それが逆転につながることが多いのだろう、だから、将棋は逆転のゲームと...
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増田康宏『増田康宏の新・将棋観 堅さからバランスへ』

2024年5月の呼んだ本は、増田康宏『増田康宏の新・将棋観 堅さからバランスへ』(マイナビ出版、2018年)です。私は居飛車で戦いますが、玉の囲いがいまだに固定されていません。もちろん、相手の出方によって変えるのも普通だと思いますが、自分の...
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リスクを天秤にかける

最近の対局では、ここが勝負の分かれ目かなと思うところが、以前よりも少し早くなりました。かつては中盤の後半で考え出すならば、最近は中盤の前半で考え出している気がしています。形勢に優劣がいくらかつき始めた時点で考え出すのか、その小さな差さえもま...
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二枚替えの怖ろしさ

良い勝負だと思っていた将棋が、二枚替えによって形勢に差がつくことがある、と最近の対局で身に沁みました。相手が角や飛車を切って来て、こちらの駒を二枚を得る。大駒が手に入ったと素直に喜べるかと言うと、そうでもない。駒が二枚剥がされるということは...