2級への技法

その攻めは成立するか

私の敗因の1つは、無理攻めです。大成功とは行かないだろうなと分かりつつも、それしか仕掛ける筋が思いつかず、挑んでみたところ、やはり玉砕。仕掛けの基本的な条件を満たしつつも、気になる相手の駒の配置があって、それが後々効いてきて、失敗。相手陣を...
3級への技法

佐藤康光『佐藤康光の実戦で使える囲いの急所』

2024年10月に読んでいる将棋本は、佐藤康光『佐藤康光の実戦で使える囲いの急所』(NHK出版、2012年)です。今の自分の課題は、足りなさすぎる終盤力をどう身につけるか、です。もし優勢で終盤をむかえたとしても、勝てる自信がないような力量で...
2級への技法

弱いと、終盤が上手くなれない

最近の対局では、良い勝負だと思っていたが、勝利をつかみ取れない対戦が続いています。どうしてこうも終盤に弱いというか、勝ちきれないのだろうかと考えてみたところ、私にはそもそも優勢で終盤を迎えた経験、あるいは、攻め合って勝利をもぎとった経験が少...
2級への技法

粘りのある形

最近、対振り飛車戦で勝てなくなりました。私は居飛車で戦いますが、少し前までは、対居飛車よりも戦いやすいと感じていました。どうしてなのかと振り返ってみたところ、たいていの場合、お互いに竜を作り合っていました。こちらが先に竜を作って敵陣突破して...
2級への技法

週刊将棋『将棋・ひと目の端攻め』

2024年10月に取り組んでいる棋書は、週刊将棋(編)『将棋・ひと目の端攻め』(毎日コミュニケーションズ、2008年)です。私は、端攻めが苦手でしたが、それではいけないと数カ月に思い、本書を手に取りました。平均すると毎日3問くらいずつ解いて...
2級への技法

動かせない駒を探せ

将棋は、簡単に敵陣への突破や囲いの瓦解とはなりません。1つ1つ確実に崩してゆくしかない、というのが現実だと思います。ある程度、駒組みが進むと、相手陣はどうしても強固に見えてしまいます。実際、正面から駒をぶつけていっても、駒損に終わるだけのこ...
2級への技法

相手の歩の裏側

最近、私の中で、攻めの手を探す時に「相手の歩の裏側、相手の歩の裏側」と呪文のように唱えています。終盤において、厳しい攻めは、相手の玉頭付近の歩の裏側を攻める事ではないかと思っています。相手の歩がもう受けには効かない箇所、相手の玉や金銀に直接...
記録

2024年10月の棋力:3級

将棋のアマ初段になることを目指して勉強しています。『将棋ウォーズ』10分の級位を、現在の棋力・級位として記録しています。2024年10月は3級です。先月の振り返り先々月に昇級のチャンスがありましたが、逃しました。14連敗もあったので、そこか...
2級への技法

増田康宏『堅陣で圧勝! 対振り銀冠穴熊』

2024年9月に読んでいる将棋の本は、増田康宏『堅陣で圧勝! 対振り銀冠穴熊』(マイナビ出版、2017年)です。私はどうやら持久戦が向いているらしいと先月に分かったので、より堅い囲いを目指そう、どうせなら穴熊だ、と本書を手に取りました。穴熊...
3級への技法

緩手と見てしまった必至

最近、必至をかけられているのに気づかず、逆転負けした対局が続きました。こちらが勝勢に近い局面でしたが、自分の囲いもだいぶ崩され、玉も安全とは言えない。その際、相手が攻めの手を打ってきましたが、その手が私には緩手に見えました。王手でもないし、...